子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

不妊治療をするとかしないとか。

0031-02-08 | 私と夫の妊活日記

福岡に夫とやって来ました🤗。神社を巡りつつ博多の食を楽しむ3日間です。

強い霊感を人のために活かすため、厳しい修行をしてきた知り合い曰く、「福岡に行くなら筥崎宮と宗像大社にはご挨拶に行きなさい」ということだったので、着いて早々に筥崎宮に行きました。

お天気はイマイチ。神社に行くまでの参道はカラスの大群が占拠してかなりおどろおどろしい雰囲気。絶対1人ならパスしてます。クマ吉が一緒で良かった!

筥崎宮でお参りした後は夫婦別行動。というのもクマ子は福岡の住んでいるお友達Yちゃんと会う約束をしていたからなのです。

会うのは10年ぶり。それなりに容姿もお互い変わってるはず、、、とおもいきや会えば一目で10年の月日を吹き飛ばしました。

お互い近況を話し合い、私は今、不妊治療している話をしました。すると、ウンウンと頷くYちゃんの目から一粒の涙がポタリ、とこぼれ落ちたのです。

びっくりしたのは私。そんな泣くほどの話ではないし、どうしたのかと思っていると、、、。

「クマ子ちゃん、えらいな。私たち夫婦も子供いないでしょ?子供は欲しかった。でもね、不妊治療するとどっちに原因があるかわかるわけでしょう?そしたらどっちかがそのことで傷つくでしょう?それがね、、、。そこまでして、って思って治療はしなかった。」

涙を拭いて、えへへ、と笑いながら続けます。

「不妊治療って辛いと聞くから、それをクマ子ちゃんが耐えてるんだと思ったらなんだか泣けてきた」

人にはそれぞれの選択がある。子供ができない夫婦は必ずしも不妊治療しなくちゃいけない、なんて法律はない。

不妊検査をしてまで子供はいらない、というのも夫婦の1つの選択。私みたいに検査して原因をはっきりさせることでできることはやっておきたい、というのも1つ。

一番大事なのは夫婦がどうあるか、ということなんだと思います。子供がいても虐待して死なせてしまう親だっている。

夫婦2人で死ぬまで幸せだったと言う人たちもいる。その夫婦が幸せであることーそれが夫婦生活で一番なんだ。

「クマ子ちゃん、頑張ってね。でも無理はダメ。」

別れ際、そう言って手を握りしめてくれたYちゃんの手は温かくて、彼女の気持ちが伝わってくるような気がした再会でした