子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

男性不妊に気づかない

2020-01-20 | 日記
「不妊の原因 半数は男性に。」

本日1月20日(月)の日経新聞朝刊に掲載されていた記事のタイトル。

読んでみると、、、。

精子の量や運動率が十分でない「造精機能障害」のほか、静脈が精巣に向かって逆流して徐々に精巣機能を弱める精索静脈瘤などがある。世界保健機関(WHO)の2017年の報告によると、不妊カップルのうち男性に原因があるのは24%。男女両方にあるのは24%で、合計すると約半分で男性に原因があるとされている。


不妊の原因が男性にあるケースが実に約半数

不妊は女性が原因というイメージがまだまだ強い今日ですが、実際は半々なんですね


にも関わらず不妊治療のクリニックに通っていると、この記事に違和感を感じざるを得ません。


クマ子の体感からして不妊治療専門クリニックの待合室で診察を待っている患者の99%は女性。


それに多くの不妊治療医院は〇〇レディースクリニック、というように「レディース」とはいっていることが多いです。


これが不妊の原因は女性だけにある、というイメージを与えてるような気がしてなりません。


不妊治療専門の「メンズクリニック」があっても良いのでは?と思ってしまいます。


というのも不妊の原因が男性側にある場合、男性が治療をするだけで、体外受精までしなくてもタイミング法や人工授精で妊娠するケースも多いそう。


精子の運動率が低い人でも投薬で改善することもできるし、そうなれば女性だけが必死で治療するよりはるかに効率的です。


この記事では精子が精巣で作られても何かが原因で外にでないという閉塞性無精子症の男性のケースが紹介されていました。


男性は精液を入れたキットをスマホのカメラに当てると、精子の濃度と運動率を算出し、WHOの基準を満たすかどうか教えてくれるというキットのモニターで自分の精子を調べたそうです。


結果・自分に精子がないことが判明したんだとか。


その後TESEという手術で、一部切開し精子を取り出して奥様の卵子と顕微授精することで奥様は妊娠❣️
今は2児のお父さんです


もし奥様だけ治療を続ける状態が続いていたら子供に恵まれる機会はなかったかもしれません。


だからメンズクリニックがあると良いと思うのですが、、、

問題はここじゃないんですよねえ。



仮に男性専用の不妊治療クリニックがあって、通院するしないの段階にいる男性はすごいと思うんです。


なぜなら多くの男性は自分に原因があるかどうかを知ることが怖いのだから。


男性に不妊の検査を受けさせることが難しいんですよね。


男性が積極的に不妊検査を受けやすい環境作りを整備すれば女性の不妊治療の負担が心身ともに減って、妊娠率もあがるかもしれないー


あなたはどう思いますか?



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