子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

クリニックの選び方

2018-08-02 | 私と夫の妊活日記

不妊治療に限ったことではありませんが

病院・クリニック選びは大切なことだと思います。

クマ子がクリニックを選ぶポイントは2つ。

 

まず1つ目は「実績があるかどうか」

産婦人科に勤める友人曰く、

不妊治療はいまや日本の大きなビジネスだとか。

 

妊娠実績がない病院が不妊治療で患者を集めていたり

実績がないのに国の指定医院として登録されていたり

けっこうな無法地帯だそうです。

実績がないのにあたかも不妊治療で成功していると

謳っているところも少なくないとか。

 

だからこそクリニックがホームページなど

公の場で公表している実績を判断材料にすることが

大切だと感じています。

実績がないのに大々的に公表はできないですから。

 

そして2つ目のポイントは「自分と先生の相性」

どんなに実績があり優れたドクターがいたとしても

自分と先生の相性が合わなければ信頼関係も築けません。

それはつまり、今後の治療方針を大きく左右するもの

だと考えています。

 

今回、クマ子がお世話になっているクリニックも

県下ナンバー1の不妊治療実績があり、

人がこぞってここで治療を求めているわけです。

だから予約をしてもどうしても待ち時間がでてしまう。

 

それほど腕に確かな先生がいらっしゃる病院なのです。

 

でも通院するのはクマ子。

先生の治療を受けるのもクマ子。

 

クマ子が先生を信頼できなかったり

相談しにくいと感じてしなかったりすれば

当然信頼関係なんてできません。

そうすると結果も当然ながら期待できないと思うのです。

 

このクリニックの先生と合う人が大多数で

おそらくクマ子は合わなかった少数の一人。

 

この場合、大多数が合ってるからといって

自分も流されて通うよりも、

違うクリニックのドアをたたいてみるのも1つ。

 

クマ子に合う先生を探してみよう。


閉経10年前から妊娠できません

2018-08-02 | 日本の性教育について思うこと

妊活を初めてから日本の性教育について

思うことがいろいろとあります。

 

そのうちの1つが子供を産める年齢について。

女性は何歳まで妊娠することができると思いますか?

 

クマ子は閉経するまでできると思っていました。

しかもこの年まで。

 

だから40歳後半までは少なくとも大丈夫!

歳をとればとるほど体力的に育児は大変になるけど

生理はあるし妊娠できるから焦らなくてもいい、

なんて甘いこと考えていたんですよね。

 

でも実際は違うんです。

閉経する約10年前から妊娠はできない

これが真実です。

 

「生理があるということは、まだ体に卵子がある」

これ、大きな間違いなんです。

 

排卵がなくなった後も、女性の体はホルモンを

約10年ほど作り続けるそうなんです。

ホルモンが作られると生理がくるのですが

実際はもう排卵はしていません。

 

そう、閉経前の約10年間の生理は空生理なのです。

 

しかも卵子の数は人それぞれ。

多い人もいるし少ない人もいる。

 

少ない人は薬で増やせるかというと・・・

今の医学をもってしても、卵胞を増やすことはできません

ということは卵が少ない人は早く排卵がなくなるわけです。

 

「今30歳。43歳まで妊娠できる時代だから

まだまだ子供は大丈夫!」

 

でももしあなたの卵が少なかったら?

30歳でもう卵がなくなりかかってる可能性もあるのです。

 

こればっかりは「平均」があてになりません。

ひとりひとりの体は違うのです。

43歳で出産が可能な時代であれ、あなたの卵子が少なければ

妊娠可能年齢は確実に30代後半がリミットなのです。

 

クマ子はこのことを浅田レディースクリニックで

不妊治療を始めてから教えてもらい、知りました。

それまでどこのクリニックでもそんなこと

教えてくれなかった。

 

そしてクマ子の卵の予備能力をはかるAMHという値が

きわめて低いことも、ここのクリニックの検査で知りました。

ショックでしたが、だからこそ不妊治療に積極的に

取り組むことができるようになりました。

 

けどもっと早くにこういうことを知っていれば

他の人生の組みたて方があったかもしれません。

私と同じような気分を味わうことがないように

この正しい知識を女性の皆さんに知ってほしいと思います。

 

結婚している、していないにかかわらず、

いずれ子供が欲しいと思っているあなた、

まずはご自分の体に卵があるかどうか知ることから

初めてみませんか。


先生、聞きたいことが聞けません

2018-08-02 | 私と夫の妊活日記

今日は生理3日目検査で病院に

やってきました。

 

生理中にあそこを診られるのかと

思うとなんとなく気がひけるクマ子。

先生は見慣れてるでしょうけど

血がでてるわけですよ。

 

なんで生理中にわざわざ検査するのかなあ、

と思っているのはクマ子だけじゃないはず。

 

調べてみたところ、どうやら生理3日目が

黄体化ホルモン、卵胞刺激ホルモン、

卵胞ホルモンなどのホルモン状態が

正確にわかるんですって。

女性の体ってほんとに不思議。

 

今日も安定の待ち時間っぷり。

余裕で2時間超えてます。

だんだんこの時間にも慣れてきて

空いた時間で有効活用。

看護師さんに対する先生の怒号が

また聞こえてきますが、気にしない。

いつものこと、です。

 

しかし院長先生が看護師さんにこういう風な

態度をとるせいかどうかわかりませんが、

どうも周りのスタッフが先生に

気を遣いすぎている気もします。

 

何か思ったことや疑問があれば

聞いてください、と言われるけど、

なかなかそういう雰囲気でない。

 

それに先生ご本人はそうではないけど

周りの看護師さんが先生にめちゃくちゃ

気を遣っているのが肌から伝わってくる感じ。

 

例えば「先生に次回の受診日を言われたら

その日のスケジュールが空いているか

即答できるように事前にご自身の

スケジュールを把握して準備して

おいてください」「これは院長先生の

ご指示です」などなど・・・。

 

先生も看護師さんも親身でありがたいのに

そんな雰囲気になっていることが残念。

 

そんなこんなで4回目の受診の今日、

お会計は4,050円。総計16,230円です。

 

このペースだと余裕で高額医療費控除

申告することになるな、と感じた1日でした。


フランス人、妊活を語る

2018-08-01 | 私と夫の妊活日記

このうだるような暑さのニッポンに

フランスから友人が遊びに来ました。

なんでまたこの時期を選んだのか謎ですが

暑さで観光する元気もなく2人でお茶することに。

 

彼は私と同い年。

彼には子供が3人いて良きパパをしています。

「子供の写真見る??見るよね~?」

3人にメロメロの彼はクマ子が見せてとも

言っていないのに、スマホに保存している

大量の娘の写真を見せてきました。

 

彼いわく、子供はほんっとにかわいい、と。

そういう話を聞くとますます子供が欲しくなる

クマ子。そして思い切って彼に胸の内を

吐露しました。

 

なかなか子供に恵まれないこと。

そして年齢的に焦っていること。

夫は不妊治療に消極的なこと。

 

彼は一通り話を聞くと、こう言いました。

 

「歳だって???とんでもない?!

僕たちはまだ38歳。なんでそんなに歳だと

思うの?」

 

いや、だってどう考えても歳でしょう。

38歳ですよ??男性にとっては働き盛りで

若いうちにはいるだろうけど、女性が子供を

産むにはきつい歳に差し掛かってるんだよ。

 

そういうと彼はこう言いました。

「日本では38は年なんだね。フランスでは

40になってパートナーと結婚して出産するのが

多いから38と聞いてなんとも思わない」と。

 

そしていとも簡単に「体外受精すればいいじゃん」

と言うのです。

 

あのねえ、、、。

体外受精にいくら費用かかると思ってんのよ!

体の負担だってあるんだから!

 

思わず声を荒げてしまったクマ子。

 

ああ、男の人にはわからない。

この焦燥感や費用のこと。絶対にわからない。

 

彼はそんな私を冷静に見つめ、手元の

サンドウィッチをもぐもぐ食べながら

教えてくれました。

 

フランスでは体外受精の費用は社会保険で

賄われるためにほぼ無料であること。

だから子供を望む女性にとって体外受精は

ハードルは決して高くなく、普通にある

医療行為であること。

 

そしてもう1つ。

 

クマ子からにじみ出る焦燥感はますます

赤ちゃんを遠ざけるということ。

 

「強く赤ちゃんを欲しいと望むことは

大切なことだと思う。だけど今のクマ子は

なにかすごく切迫するものがある。そんな

状態だと赤ちゃんは来ないんだよ」

 

はっとしました。

いつのまにか私追い詰められてた、と。

 

周りの友人はみんなママだからこんな

相談はできないし、夫は協力的でないし、

どこかで私は1人行き詰まっていたのかも。

 

「クマ子はいつ会っても美しい。

こういう女性を妻にできた君の夫は

最高に幸せだと思う。そして君は?

赤ちゃん云々よりもまず君は彼との結婚生活は

幸せかい?幸せならその幸せを感じることが

まず必要だよ。」

 

そしてもう一言、付け加えました。

 

「男は好きな女性と結婚したのに、赤ちゃんが

できると女性はママになる。色気がなくなる。

この先赤ちゃんができても常にその美しさを

保つ努力は惜しんじゃダメだよ」

 

さすがフランス人。彼は会うたび必ず容姿を

嫌味なく褒めてくれます。

こういう風に言われると女性としても気分が

良いし、気分もルンルン。

 

結婚前は夫ともお互いこうやって褒めあって

過ごしていたのにいつのまにか、、、。

 

妊活のことばっかり考えてたことに

気づかされた1日でした。

もっと夫ととの仲を深めよう。