日本人女性と正式に結婚し、本来であれば在留資格を認められる立場であるにもかかわらず、
長期にわたって東京入国管理局の収容施設に拘束されているトルコ籍クルド人Iさん。
彼が直面する状況はあまりに理不尽であり、重大な人権侵害だ。
Iさんは愛する妻と離れ離れにされ、入管管理局職員からも暴力を受け、
自殺未遂するまでに精神的に追い詰められている。
◆迫害から逃れ、難民申請中の日本で出会った女性と結婚
Iさんは2010年末に来日した。Iさんの出身国であるトルコは、
少数民族クルド人への迫害が続き、
トルコ軍による独立派クルド人勢力の掃討作戦が行われている。
徴兵制のあるトルコではIさんも兵役につかなくてはならず、
それは同じクルド人同士で殺し合わなければならないことを意味する。
そのため「平和で豊かな国」の日本に逃れてきて、難民申請をしたのだ。
だが、日本は先進諸国の中でも桁違いに難民認定率が低い“難民鎖国”国家。
2017年の認定率はわずか0.2%だ。Iさんの難民認定も現在まで認められていない。
それでも、Iさんにとってトルコに帰るという選択肢はない。
在留資格はないが、強制送還や収容を一時的に免除される「仮放免」を更新することで、
Iさんは日本で生活してきた。
そうした中で出会ったのが、日本人女性のMさんだ。
IさんとMさんは昨年2月に入籍。親族や友人に祝福されて、同年6月に結婚式を挙げた。
◆在留資格も仮放免も認めず、その理由について何の説明もない
幸せな結婚生活をおくれるはずだったIさんとMさん。
しかし、入国管理局(入管)の対応で、状況は一変する。
昨年2月に役所で入籍が受理され、入管側が求める質問書を提出したにもかかわらず、
現在にいたるまで日本人Mさんの配偶者としての「在留資格認定証明書」が
Iさんには発給されていない。
そのため「在留資格なし」という扱いとなり、
Iさんは昨年10月以降、東京入国管理局(東京入管)の収容施設に収容され続けているのだ。
法的に日本人女性の夫となったIさんの在留資格が認められないこと自体がおかしいことだが、
仮に在留資格がない状態であっても、
仮放免申請が認められた場合は収容施設から出ることができる。
だが、その仮放免すら東京入管は認めないのだ。Mさんはこう嘆く。
「つい先日、4度目の仮放免が却下されました。なぜ仮放免すら認められないのか、
まったく理解できません。仮放免が認められない理由も、
どこがどう問題なのかの説明もありません。
東京入管に行って『なぜ仮放免が認められないのか、夫を早く解放してほしい』と私が訴えた際も、
入管職員に『あなたには関係ない』と言われました……。
私はIの妻です。どうして、『関係ない』などと言われないといけないのでしょうか?」
◆精神的に追い詰められて自殺未遂、さらに入管職員による暴力
あまりに理不尽な東京入管の対応は、Iさんの精神を蝕み始めている。
今年3月、2度目の仮放免が却下された後、Iさんは自殺を試みて首や腕、腹などを切り刻んだ。
「鉛筆削りの刃を取り出し、それで上半身を切り刻んでしまったのです。
刃が小さかったので、死ぬまでには至りませんでしたが、それでも傷はかなり深く、
右腕は7針も縫いました。
2回目の仮放免申請が却下されてから夫は精神的に不安定になり、
睡眠障害に悩まされるようになりました。
入管側も夫を心療内科に連れていって診察させたのですが、
精神安定剤を飲まされるだけ。
なぜ、そんな状態になるまで彼を収容し続けるのでしょうか?」(Mさん)
入管側の暴力もIさんを苦しめている。
「私に夫が入管の収容施設から電話した時のことなのですが、
『共用スペースから雑居房に戻る時間だ』と電話の最中に受話器を取り上げられました。
夫が抗議すると、大勢の入管職員が一斉に夫に飛びかかり、
床に叩き伏せたのです。何人もの入管職員に体の上に乗られ、窒息しかけたと
http://news.livedoor.com/article/detail/14817385/
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自衛隊法を改正し、憲法25条の生存権を根拠に専守防衛の自衛隊を規定しよう!
私は戦後、連合軍(アメリカ)の下で、自由、民主主義、人権の尊重そして国際法を遵守する、
新しい日本人として育ちました。
私の守るべき基盤(保守)は、天皇制、日米安保条約、専守防衛の自衛隊であり、日本国憲法です。
憲法第99条:天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
<拡散希望>6月6日より夏至までの期間が芒種(ぼうしゅ)です。梅の実が青から黄色に変わり、百舌が鳴き始めます。かまきりや蛍が現れ始める頃でもあります。日本政府の外国人拉致問題にも関心を持ってください。
http://www.miraico.jp/Bridgetohumanrights/