「船を編む」三浦しをん
お正月に本好きな姉と本屋に行き、「これ、図書館で100人待ちなんだよ」の一言に、(100人だったか200人だったかは忘れましたが)じゃ、読まなきゃと買ってしまったミーハーな私です。
なんの話かというと・・・数十年かけて1冊の辞書を作る人たちのお話です。辞書、引くのすら面倒なのに、作る人がいるって当たり前ですけど考えたことなかったです。
どの言葉をのせるのか、例文はどれがいいか、でもページにきちんと入らないとだめ、紙はめくりやすく、それでいて薄くないといけない。「え、そのぐらいいいんじゃない??」と思っちゃいけないんです。こだわって、こだわって、そこからまたこだわって出来上がるんですね。だんだん自分も作っている気分になり、ラストは、泣けます。
映画にもなるんですね!