西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

地域活性化対策に関する件

2011-09-12 21:56:15 | Weblog
1、地域活性化策に関する件
要旨1、「合併問題について」の見解
国主導の「平成の大合併」は、1994年4月に始まり、2010年(平成22年)3月末で期限を迎え一区切りついた。
確かに津島市も現市長に引き継がれる前から、また現市長の当時の公約にも「合併」の話は「企業誘致」と共に謳われていたと記憶しているが、現時点での「合併」問題の総括として意見を聞きたい。
津島市も今まで、議会も合併調査特別委員会を設け、行政も参与まで置き、努力しながら、現在に至るまで不調に終わっている。
合併問題が不調に終わったその原因(破談になった理由)はどこにあったのか?「合併」は相手のいる事でもあり、本来長期的な視点で見るべきであり、「今すぐどうの」と云う話ではなく、今後の津島市の行政運営の参考とするため、現時点での効果・課題を整理し、取りまとめ、市民に報告していただきたい。
「マスタープラン」を始めとする、この地域の活性化策を唱えながら、どれ程地域社会の構造や意識に対する調査研究がなされてきたか、それが市民に反映されてきたのか、疑問である。
産業や商工業振興による市街地の活性化を図るため、或いは企業誘致を進め経済活性化のために、規制緩和や制度整備よって、いかに民間の力を最大限に引き出すか、その具体策が見えてこない。
今の津島の経済的窮状は小手先の対策ではデフレの悪循環を断ち切り、地域再生どころか、これからの高齢化社会を支える事さえできなくなる恐れもあります。
そこで、地域の活性化を図り、再生の手段の一つとして「合併」があった、と理解している。経済情勢が厳しい中、財政問題はじめ閉塞感が漂い、地域の将来像を描けないまま今日に至っているのではないか、この地域の展望・将来像と云った観点から見解を求めます。

要旨2、名古屋津島線未開通部分への市の対応について
県道・名古屋津島線は津島市の中心市街地を横断し、市及び周辺地域に於いてはまさに大動脈であり、物流を始め今後の地域の活性化を図るのであれば、この津島名古屋線の未開通部分の早急な開通が不可欠であり、都市計画の抜本的な見直しはここから始まる。
本町等の未開通部分について用地買収が進められ、その前後区間に於いても自転車歩行者道の整備も進められている。円滑な交通処理・交通安全の確保のみならず、津島市のシンボルロードとしての機能の他、商工団体によるライトアップ事業、市民によるアダプト事業が行われるなど、地域活性化に寄与している訳です。市の発展や都市計画も含め、活性化を図る上で喫緊の課題ではありますが、未開通部分の用地買収は地権者の理解と協力なしでは進みません。用地買収の進捗率の現況と今後の整備予定(いつ頃を目途に開通させることが可能か)をお聞かせ下さい。こと道路整備に限らず、周辺の公園・住環境整備、観光や防災の観点からも重要視されてくるであろう、まさに長年の夢であったかと思う訳であります。これを県当局はどのように捉えているか、市は確認しておりますか。そして、どう云った働きかけをしていくのでしょうか。