西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

平成23年度第3回定例会、厚生病院委員会委員長報告(案)

2011-09-22 18:41:03 | Weblog
平成23年第3回定例会、厚生病院委員会、委員長報告

厚生病院委員会に付託されました案件は、議案第59号「平成23年度津島市一般会計予算(第3号)について」他3件であります。
本委員会は9月14日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と、結果をご報告申し上げます。
先ず議案第59号「平成23年度津島市一般会計補正予算(第3号)について」のうち、当厚生病院委員会の所管にかかる予算について、その質疑応答の概要を報告します。
健康福祉部・福祉課の所管中、ハートプラスマーク等障がい者用駐車場看板設置事業として25万7000円計上しているが、設置場所について説明願いたいと云う質疑に対し、6施設8か所を予定しているが、今後については障がい者用のスペースのある公共施設に設置したいと云う答弁がありました。
次に、健康推進課の所管中、成人保健事業の過年度返還金として106万円計上しているが説明願いたいと云う質疑に対し、平成22年度感染症予防事業費等国庫補助金交付額705万9000円に対して実績額599万9000円で返還額106万となったと云う答弁がありました。
この答弁に対し、女性特有のがん検診事業、特に乳がん検診の伸び率・マンモグラフィーの利用が伸びなかった理由はいかがか、と云う質疑に対し、対象者のうち40歳の方が一昨年より昨年の方が約100名減っており、特に人数の落ち込みが多かった。電話勧奨を勧めたのにもかかわらず、何故ここまで落ち込んだのか原因を図りかねている、という答弁がありました。
更にこの答弁に対し、今年度は、その原因を調査・検証し、予算どおり執行していただきたい旨の要望がありました。

次に、保険年金課の所管中、子ども医療費支給事業中、役務費101万2000円のうち、通信運搬費89万2000円計上されているが、内訳について説明願いたいと云う質疑に対し、申請書の送料が9100人分で59万1500円、受給者証送料が1400人分で9万1000円、申請書等の返信送料が19万円、チラシ等の送料が1万8600円であると云う答弁がありました。

次に、扶助費として635万円計上されているが、この内訳と入院・通院の1件当たりの単価および件数について説明願いたいと云う質疑について、医療費については不用額も発生する点も含め、予測困難な部分があるので、今のままで推移していると云う実績を踏まえ、入院については一人当たり月額7万1000円、12カ月で40件、通院については一人当たり月額2260円、12か月で1万5600件と云うような形で計上していると云う答弁がありました。

次に、討論に入ったところ、反対の立場から、子ども医療費の役務費は所得制限を付けることによって発生する費用であり、税金の無駄遣いであると云う意見がありました。

次に採決結果を報告いたします。議案第59号中、当厚生病院委員会の所管にかかる予算については、賛成者多数で可決しました。
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次に、議案第60号「平成23年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について」、歳入、愛知県国民健康保険団体連合会負担金として139万6000円計上されているが説明願いたいと云う質疑に対し、国民健康保険団体連合会のレセプトシステム導入が震災の影響で半年遅れたために紙レセプト作業が継続となり、紙レセプトと電子レセプトとの作業の差額分愛知県国民健康保険団体連合会に全額負担していただくものであると云う答弁がありました。

次に、採決結果を報告します。議案第60号は採決した結果、全員一致で可決しました。

次に、議案第61号「平成23年度津島市介護保険特別会計補正予算(第2号)について」、歳出、過年度分返還金の内訳について説明願いたいと云う質疑に対し、介護給付費実績で国庫負担金609万8886円、支払基金交付金325万4465円、県負担金867万2160円、地域支援事業費で国庫補助金259万2972円、支払基金交付金147万3195円、県補助金129万6486円、以上合計額で2338万8164円であると云う答弁がありました。

次に採決結果を報告します。議案61号は全員一致で可決しました。

次に、議案第62号「平成23年度津島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について」、は、採決した結果、全員一致で可決決しました。

以上、ご報告申し上げます。