☆2月3日は節分
立春の前の日。陰陽道では、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられていたため、それを追い払う意味で「福は内、鬼は外」と豆まきを行う。近年では太巻きを恵方に向いて食べる行事も行われている。☆
☆お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆
2月3日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
人間道に立つ
われわれ人間は、相寄って共同生活を送っています。その共同生活をうまく運ぶには、どうすればよいのか。みんなが生かされる道を探さねばなりません。
お釈迦さまは「縁なき衆生は度し難し」と言っておられます。しかし、なろうことならそうした諦観を超え、お互いを“有縁”の輪で結びあわせることができないものかと思います。そのためには、お互いのあるがままの姿を認めつつ、全体として調和、共栄していくことを考えていかなければなりません。それが人間としての道、すなわち“人間道”というものです。お互いに“人間道”に立った生成発展の大道を、衆知を集めて力強く歩みたいものです。
【コラム】筆洗
2015年2月2日 東京新聞TOKYOWeb
▼空がどんよりと曇っている。岩だらけの荒涼とした地。その場所がどこにあるかさえ分からない。それが事実かどうかも確認できていない。それでもその出来事で日本人は歴史の分岐点上に立たされている
▼平和を謳歌(おうか)すべき日曜の朝、過激派組織「イスラム国」とみられる集団が拘束していた後藤健二さんを殺したとされる映像をわれわれに投げつけた
▼「みられる集団」「殺したとする画像」「事実だとすれば」。一連の経過の現実感のなさがかえって心を混乱させる。ひどい夢なのではないか。そして考え込む。「いったいわれわれは何に巻き込まれてしまったのか」
▼「おまえの国民を場所を問わずに殺戮(さつりく)する。日本にとっての悪夢が始まるのだ」。残虐でばかげたビデオゲームのような声がそう告げる。その意味さえよく理解できない。われわれが指一本、武力を向けたことのない相手が日本を標的にする
▼テロに直面したその分岐点からどう進むべきか。その分岐点でしゃがみ込んでしまいたい。ひるみはしない。非難し、軽蔑する。されど、憎悪ましてや暴力の風圧にバランスを崩してはなるまい。ただ、鎮魂の歌を口にせよ。抗議の花をテロリストに突きつけよ
▼<私は敵に腹を立てた。怒りをなおも育てた。やがてそれは林檎(りんご)の実をなした>ウィリアム・ブレーク。テロには屈しないが、憎悪の「毒樹」も育てまい。
☆今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆
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