☆2月9日はふくの日
魚のふぐの本場、下関では河豚(ふぐ)を「ふく」と発音し、「福」と同じ発音であることから縁起のよい魚とされています。「ふ(2)く(9)」の語呂合わせから、下関ふく連盟が1980(昭和55)年に制定しました。ふく豊漁および航海安全の祈願などが恵比寿神社で行われます。☆
☆お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆
2月9日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
一歩一歩の尊さ
仕事はいくらでもある。あれもつくりたい、これもこしらえたい、こんなものがあれば便利だ、あんなものもできるだろう、と次から次へと考える。そのためには人が欲しい、資金が欲しいと願うことには際限がないが、一歩一歩進むよりほかに到達する道があろうか。それは絶対にない。やはり、一歩一歩のつながり以外に道はない。
坦々たる大道を一歩一歩歩んでゆけばそれでよい。策略も政略も何もいらない。一を二とし、二を三として一歩一歩進んでゆけば、ついには彼岸に達するだろう。欲しいと願う人も一人増え、また一人増えて、ついには万と数えられよう。一歩一歩の尊さをしみじみ味わわねばならぬ。
【コラム】筆洗
2015年2月8日 東京新聞TOKYOWeb
▼かつて世界は猫が支配していた。そういう言い伝えが中国にあるそうだ。人間がまだ話せなかった時代、猫だけは言語能力を身に付け、地球を運営していた
▼ある日、猫は気づいた。「地球を治めているよりも、日なたぼっこをしている方がましだ」。後任に人間を選んだ。人間に話す能力を譲ると、猫は話せなくなった。そんな事情で猫は人間を見ると微笑(ほほえ)むという。経済学者の竹内靖雄さんの本にあった
▼争い絶えぬ国際情勢や最近のおぞましい出来事を考えれば、後任に人間を選んだ猫の判断は正しかったのか。まったく、難しい仕事をわれわれに任せたものである
▼その一方で猫さん方は季語の<猫の恋>の時季を迎えている。寒中から早春にかけて妻恋を始め、赤ん坊のような声で鳴く。いい気なものである。<またうどな犬ふみつけて猫の恋>芭蕉。真面目な犬の顔が浮かぶ
▼最近の若者は異性と上手に付き合えないと聞く。二〇一〇年の数字だが、十八~三十四歳の未婚者で交際している異性がいないという男性は61・4%。女性は49・5%と高い。残念ながら今も傾向に変化はなかろう
▼猫は言葉を譲っても「恋愛能力」は譲らなかったか。猫をだしに説教する気は毛頭ないが、恋愛不足の時代がどうも心細い。誰かへの愛情は結局人類愛にも根底ではつながるものだ。事情もあろうが、恋せよ若人。季節もよくなる。
☆ 今朝は曇り空ですが、寒い予報です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆
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