☆2月27日は新選組の日
1862年のこの日、徳川家茂の意向によって新撰組の前身となる壬生(みぶ)組が20人ほどの浪士により結成されました。この後人数は増え、天皇配下になるならない、江戸に帰る帰らないなどの紆余曲折があり、「新撰組」と名前が変わっていきます。滅びゆく幕府への忠誠を貫いた者たちへ敬意を示す日ですね。
新撰組の日は、壬生浪士組を会津藩預りとするとする建白書の提出された、2月27日(1863)の他に、会津藩預りが正式決定した3月13日などがある。☆
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2月27日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
誠意あればこそ
先般、部品の一つに不良のある商品をお得意さんにお送りしてしまったときに、その方が厳重に注意しなければ、ということで会社に出向いてこられたことがあった。しかし、実際に会社に来てみると、社員の人びとが一心に仕事に打ち込んでいる姿を見て、憤慨もせず、かえって信用を深めて帰られた、という話を聞いた。
このことから私は、誠実かつ熱心に日々の仕事に力強く取り組むということが、いかに大きな力を持っているかということを、つくづく感じさせられた。そういう態度というものは、見る人の心に何物かを与えるばかりでなく、仕事そのものの成果をより高める原動力にもなると思うのである。
【コラム】筆洗
2015年2月26日 東京新聞TOKYOWeb
▼雲に虹色が映った彩雲を見るのは吉兆で、縁起の良く、「慶雲」とも呼ぶ。大気と光の加減で起きる現象に吉凶を占う方は今もいらっしゃるか
▼作家の井伏鱒二は一九三六(昭和十一)年二月二十五日、皇居の上に奇妙な虹を目撃した。「空は青く晴れ、皇居の上に出てゐる太陽を白い虹が横に突き貫いてゐるのが見えた」(『荻窪風土記』)と書いている
▼気になったのか、当時の都新聞社に寄って、この話をした。学芸部長が辞書を開き、中国の故事によると、目撃した「白虹(はっこう)日を貫く」は兵乱の兆しであると見せてくれたという
▼逸話は創作という説もあるが、事実ならば、先生の予感はずばりと当たったことになる。その翌日に陸軍青年将校らによる反乱、二・二六事件が起きた。クーデターは未遂に終わったがこれを境に軍部の台頭を招くことになる
▼二・二六事件当時とは、事情も状況も異なることは承知の上で、それが何かの兆しではないかとおどおどもするのである。防衛省が文官(背広組)の優位を保つ「文官統制」規定の廃止を考えている。背広組の方こそ信用できないという方もいるが、背広組が制服組を制御下に置く長年の仕組みを見直すことに問題はないのか
▼七十九年後の空。不吉な虹でも出ていれば、コラムのサゲには便利だが、穏やかな空である。兆しなんて本当は誰にも分からない。だから、怖い。
☆今日は晴の予報です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆
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