ゆりがいないので、
やっと、ゆりの定期演奏会にとったビデオをみた。
三脚を買ったばかりで、おまけに、ビデオも買って半年ぐらい。
技術的にひどい~。
首から上が映ってない場面が3秒以上あったりした。
あの子達を見てて、不思議に思っていたのが
いっつも、大きなクマのぬいぐるみを連れてきて、演奏中真ん中に置いとく。
それは、ゆりが、入学してすぐからで、
マスコットのクマって思ってた。
そのクマのぬいぐるみが、どんなきっかけで吹奏楽部にやってきたのかは
知らないけれど。
今日、見てて気がついた。
トロンボーンパートのところに、みんなとお揃いの服をきて座ってる。
あれは、春に病気で亡くなったトロンボーンパートをやりたかった
ほとんど、登校できなくて、部活も体力的に無理で、
それでも、トロンボーン希望で入部した、
ゆりが中学時代、同じパートでお世話になった子なんだって、気がついた。
闘病のため進級できてなかったけど、
本当は、今年3年生だった。
順調に進級できていたら、この定期演奏会で引退だった。
だけど、春に、旅立ってしまって、
高校から、一緒だった子どもたちは、ほとんど交流は無かったと思うんだけど、
短い時間でも、一生懸命生きた彼女の記憶は強烈に残ったんだろう。
長いとか、短いとかじゃないんじゃないか。
そんなふうに、思える人生を、私は生きているのか。
最近、生きる事の意味、ちゃんと、私は、
生かされていることに対して、誠実であるのか とか
でも、結局は、自分が、死ぬ時に、
後悔しない生き方をしているか・・・・なのかなあ。