のヮの@no05071730


五十路男の独り言集。
乱筆乱文はご容赦ください。

エクストラクションを観た

2017年05月03日 17時06分03秒 | 映画/DVD

DVDプチマラソン2本目です。



凄腕CIAエージェントとして活躍してきた男の家族が襲われ、妻が殺された。その場にいた息子は旧友の助けもあり無事だったが、数年後、その息子がCIAに入局し、父親の後を追う。その父親がまさかの任務失敗で拉致され、CIAは極秘に救出作戦を実行に移そうとするが、父親の救出チームに入れなかった息子が独断専行し、やがて敵の姿を暴いていく。しかし、そこに現れたのは…!?



そんなあらすじです。ブルース・ウィリスが出ていたので観てしましましたが、ありきたりというか、王道展開というか、先が読めてしまうストーリーで、目新しさはないものの安心して楽しめる映画ですね。なので、ストーリーはおいといて、ちょっとキャストのことなど。



主演はケラン・ラッツ。新版のトワイライトシリーズ、エメリット役が好評とのこと。とあるサイトではイケメンマッチョとか。彼の演技を見て思ったのは、表情がわりと豊かだった印象があります。淡々と「派手な作業」をこなす場面なんかではちょっと、マット・デイモンを思い出しました。全然違うタイプなはずなんですけどね。

ヒロイン(?)はジーナ・カラーノ。聞いたことないなぁと思って調べたら、この人アメリカの女子総合格闘技家で、プロデビュー戦で開始39秒でKO勝ちを収めた人です。わお☆ 劇中ではクラブで妖艶な演技があるのですが、ガタイがいいので(笑)ちょっとセクシーさに欠けてしまったところがあるかなぁ。ただ、アクションは堂に入ってて、映画のアクションなんで派手目になってるけど、こう、崩れてない感じがしました。動きに無理がないというか。

で、われらがオヤジ、ブルース・ウィリスですが、前半はほぼ出番なし。期待してたのとちょっと違う! と肩すかしを食らった気分です。目が細いのといつも眉間にしわを寄せているのでわかりにくいんですが、隣に座った息子への目線一つで気持ちが推し量れるというのは、やはりすごいなと。個人的には彼がもっとアクションする場面が観たかったのですが…。

あと、ジーナ演じるヴィクトリアの友人の女性がいい味出してました。最後のシーンで隣に座った男との絡みで、ああやっぱりそうだったのか、と納得できました。もう一人、クラブ潜入の目的となる男。こちらはもう王道ドハマリ役ですが、ああいうエキセントリックなキャラというのが物語のスパイスになるんですよねェ。



で、もうあまり突っ込まれなくなってしまいましたが、あれだけの大事をやらかして、何のお咎めもナシ、なんてのは絶対にあり得ないので、この手の映画のエピローグでいつも現実とのギャップを感じてしまいます。なにかペナルティを科せられたり不自由を強いられることになったみたいな演出があればいいんです。もちろん、映画なのでリアルではないし、ハッピーエンドであればイーじゃないか、と言う意見もわかります。ワタクシもそう思うし。もしかしたら懲罰がわたされた後なのかもしれないし。

もやっとするのは、最後の最後で辻褄を合わせれば(整合性がある、と言う意味ではなく「流れ」として「落ち」を観て納得できることです)きれいに終わるのになーと思ってしまうのです。そういう大味なところもハリウッド映画なんでしょうけど。

個人の感想なのであしからず。


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