シンセ・キーボードなどのラインアウトから、アンプ、PAなどに接続する場合は、
通常、「シールド」ともいわれる、モノラル標準ケーブルを使う。
L/mono のみなら、1本、LとRのステレオなら2本必要になる。
※ 写真は、YAMAHA ケーブル GRC-300 BL
※写真は、スタンダードなCANARE G03 BLK ギターケーブル
ただ、ポータブルキーボードの場合は、ヘッドフォーンアウトしかないもの、
あるいは、ヘッドフォーンアウトとアウトプット兼用のものがほとんど。
ヘッドフォーンアウトは、
「ステレオ標準ジャック」と「ステレオミニプラグ」
の2種類がある。
なので、これを「モノラル標準×2」に変換する必要がある。
そのために、変換ケーブルを使う。
写真のように、片方がステレオミニプラグで、
片方がステレオ標準×2になったものだ。
ミニプラグの方の先に細い黒の線が2本入っているのがわかるだろうか?
それが、ステレオのしるしのようなものだ。
一方、モノラルの標準プラグは一本だけしか入っていない。
ステレオ標準プラグの場合、このケーブルのミニプラグに、
アダプターをつける。
これは、ヘッドフォーンの先の変換でも使うので、
知っている人も多いと思う。
というわけで、ポータブルキーボードをライブで使う場合、
この変換ケーブルを一緒に持って行くのがいい。
※一応、ライブハウスのPA(音響)さんに確認しておくといいだろう。
HP. http://noanoaai.com/ by NOANOA AIR / Akira Iwasaki