日本では、ポータブルキーボードといえば、
「初心者向けの廉価なキーボード」 というイメージがあるが、
ヨーロッパの方では、プロ用の高価なポータブルキーボードがある。
例えば、YAMAHAのTyros (タイロス)やKORGのPAXなど。
写真は、海外YAMAHAサイトにあるTyros 4 の画像だ。
定番のPSRシリーズも日本では、PSR-S650、が最高機種だが、
海外では、S750、S950、A2000という機種もある。
知り合いが、このTyros 4 を海外から取り寄せたが、
その総額は、約60万円だったそうだ。
※amazonの平行輸入品では、約70万円の値段がついていた。
着脱可能なスピーカーは、ライブを意識したものだろう。
重量も意外に軽い。
さすがに、音はいい。
音色、シーケンサーなど入り込めばかなり自由度は高いが、
あくまで操作はシンプルに、できている。
直接インターネットに接続して、スタイルや音色を購入することもできる。
日本では、家だけで楽しむ場合が多いので、
クラビノーバの上位機種がTyros的な位置づけになる。
ヨーロッパの方では、アコーディオンの文化があるので、
こういうキーボード的なタッチにもなじみがあるのかもしれない。
シンセ・キーボードは、複雑になりすぎた感があるので、
今後、こういう手軽で、さらに高音質なポータブルキーボードの
需要が出てくるかもしれない。
HP. http://noanoaai.com/ by NOANOA AIR / Akira Iwasaki