いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

☆シンセ・キーボード講座 番外編004「ポータブルキーボード YAMAHA Tyros 4」☆

2013年06月15日 | シンセ・キーボード講座

 日本では、ポータブルキーボードといえば、

「初心者向けの廉価なキーボード」 というイメージがあるが、

 ヨーロッパの方では、プロ用の高価なポータブルキーボードがある。

 

 例えば、YAMAHATyros (タイロス)やKORGPAXなど。

 

 

 

 写真は、海外YAMAHAサイトにあるTyros 4 の画像だ。

 

 定番のPSRシリーズも日本では、PSR-S650、が最高機種だが、

 海外では、S750、S950、A2000という機種もある。

 

 知り合いが、このTyros 4 を海外から取り寄せたが、

 その総額は、約60万円だったそうだ。

 ※amazonの平行輸入品では、約70万円の値段がついていた。

 

 着脱可能なスピーカーは、ライブを意識したものだろう。

 重量も意外に軽い。

 

 さすがに、音はいい。

 

 音色、シーケンサーなど入り込めばかなり自由度は高いが、

 あくまで操作はシンプルに、できている。

 

 直接インターネットに接続して、スタイルや音色を購入することもできる。

 

 日本では、家だけで楽しむ場合が多いので、

 クラビノーバの上位機種がTyros的な位置づけになる。

 

 ヨーロッパの方では、アコーディオンの文化があるので、

 こういうキーボード的なタッチにもなじみがあるのかもしれない。

 

 シンセ・キーボードは、複雑になりすぎた感があるので、

 今後、こういう手軽で、さらに高音質なポータブルキーボードの

 需要が出てくるかもしれない。

 

  

  HP. http://noanoaai.com/        by  NOANOA AIR / Akira Iwasaki




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