(写真は、AKAIのサンプラー、S1000。ようやく手の届く、と言っても数十万、特に、メモリーがやたら高かった。フロッピーが標準なので、ロードに時間がかかった。)
アナログとデジタル、
どちらが音がいいかと言われれば、
これも難しい問題で、
けれど、同じ値段なら、
デジタルの方がよく聴こえるんじゃないかと思います。
それよりも、大きな違いは、
「質感」
です。
私もデジタルレコーダー以前は、
マルチトラックのオープンテープを使って、
音楽制作をしていましたが、
例えば、ギターなどは、
テープで録った方が、音が深くて良い音になります。
「味わいある音」
とでも言うのでしょうか、
これは、アナログシンセとデジタルシンセの違いでもあると思うのですが、
「なんだか、味わいのある音」
になるんですね、アナログは。
アナログしかなかった頃は、
その音の変化がイヤで、
デジタルがでてきて、
最初に、DAT(デジタルオーディオテープレコーダ)を使った時は、
感激したものです。
けれど、その音の変化する良さというものが、
デジタルが一般的になると、またほしくなるわけです。
それで、ハイ・ファイ(高音質)に対する、
ロー・ファイ(低音質)の音楽がでてきたりします。
つまり、ロー・ファイ音楽は、音のスペックよりも、
音の「質」、「雰囲気」にこだわった音楽と言えると思います。
クインシー・ジョーンズのエンジニアは、
一度、テープに入れていから、その後、デジタルにして編集する、
というやりかたをしているらしいです。
(これは、ハイファイの中での、「質感」の取り入れですね)
デジタルが発達してきても、
アナログの雰囲気を出すのは難しいようですね。
それでも、デジタルの中で、
アナログのシュミレーションもどんどん発達していますし、
最近、真空管という、昔のアンプ方式がヒットしているのも、
そういう、質感を求めているのだと思います。
単純に、音を記録するだけ、と言っても、深いものがあります。
次回は、デジタルとアナログの最終回です。
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アナログとデジタル、
どちらが音がいいかと言われれば、
これも難しい問題で、
けれど、同じ値段なら、
デジタルの方がよく聴こえるんじゃないかと思います。
それよりも、大きな違いは、
「質感」
です。
私もデジタルレコーダー以前は、
マルチトラックのオープンテープを使って、
音楽制作をしていましたが、
例えば、ギターなどは、
テープで録った方が、音が深くて良い音になります。
「味わいある音」
とでも言うのでしょうか、
これは、アナログシンセとデジタルシンセの違いでもあると思うのですが、
「なんだか、味わいのある音」
になるんですね、アナログは。
アナログしかなかった頃は、
その音の変化がイヤで、
デジタルがでてきて、
最初に、DAT(デジタルオーディオテープレコーダ)を使った時は、
感激したものです。
けれど、その音の変化する良さというものが、
デジタルが一般的になると、またほしくなるわけです。
それで、ハイ・ファイ(高音質)に対する、
ロー・ファイ(低音質)の音楽がでてきたりします。
つまり、ロー・ファイ音楽は、音のスペックよりも、
音の「質」、「雰囲気」にこだわった音楽と言えると思います。
クインシー・ジョーンズのエンジニアは、
一度、テープに入れていから、その後、デジタルにして編集する、
というやりかたをしているらしいです。
(これは、ハイファイの中での、「質感」の取り入れですね)
デジタルが発達してきても、
アナログの雰囲気を出すのは難しいようですね。
それでも、デジタルの中で、
アナログのシュミレーションもどんどん発達していますし、
最近、真空管という、昔のアンプ方式がヒットしているのも、
そういう、質感を求めているのだと思います。
単純に、音を記録するだけ、と言っても、深いものがあります。
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