(写真は、元祖サンプラーのフェアライトCMI 当時の価格は約1200万円
アート・オブ・ノイズが使ったオーケストラ・ヒットの音色が有名)
今回は、デジタル(DIGITAL)です。
デジタルは「数(DIGIT)」である、と言いましたが、
電気を数で数えるって、どういうことでしょう?
ちょっと、難しそうですが、
いっしょに考えてみましょう。
電気で信号を送ろうとする時、
電気のオンとオフという2つの状態があります。
例えば、2つの電球をイメージしてください。
これで、いくつの情報を送れるかと言えば、
○→点いている(オン) ●→消えている(オフ)として、
○○ ○● ●○ ●●
と、4種類の情報が送れます。
では、3つの電球ではどうでしょう?
○○○ ○○● ○●○ ●○○
●●○ ○●● ●○● ●●●
と、8つの情報が送れます。
電球2つの時の倍になっていますね。
4つになると、16種類。
5つになると、32種類。
6つになると、64種類。
7つになると、128種類。
8つになると、256種類。
と、電球が1個増えるたびに、倍の情報が送れるようになります。
シンセなどの音色数が、16→32→64→128 という数で増えてきたのも、
MIDIデータが、例えばボリューム最高の値が
127というなんだか中途半端な数になるのも、
(0が入るので、127が最高になって、全部で128段階)
こういう電気の数え方(2進法といいます)のせいだったんですね。
この電球1個が、コンピュータでは、1ビットになります。
8ビットでは、256の数が扱えるわけですね。
デジタル・オーディオ(サンプリング)で、
音質の決め手となるのが、このビット数です。
サンプラーなどは、
8ビット → 12ビット →16ビット
と進化してきました。
8ビットと16ビットは、単なる倍ではなく、
ものすごい数の違いになることがわかりますか?
ちなみに、CDの規格は、
16ビット 44.1kHz(サンプリング周波数)
となっています。
次回は、デジタル録音のもう一つの決めての
サンプリング周波数について、説明してみたいと思います。
初心者のためのネットレッスン「ヤマハミュージックレッスンオンライン」
DTMの事なら石橋楽器店!
雑誌・バンドスコアも勢ぞろい!【TOWER RECORDS ONLINE】
アニメもJ-POPも洋楽もクラシックも!音楽ダウンロードは【mora】
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デジタルは「数(DIGIT)」である、と言いましたが、
電気を数で数えるって、どういうことでしょう?
ちょっと、難しそうですが、
いっしょに考えてみましょう。
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電気のオンとオフという2つの状態があります。
例えば、2つの電球をイメージしてください。
これで、いくつの情報を送れるかと言えば、
○→点いている(オン) ●→消えている(オフ)として、
○○ ○● ●○ ●●
と、4種類の情報が送れます。
では、3つの電球ではどうでしょう?
○○○ ○○● ○●○ ●○○
●●○ ○●● ●○● ●●●
と、8つの情報が送れます。
電球2つの時の倍になっていますね。
4つになると、16種類。
5つになると、32種類。
6つになると、64種類。
7つになると、128種類。
8つになると、256種類。
と、電球が1個増えるたびに、倍の情報が送れるようになります。
シンセなどの音色数が、16→32→64→128 という数で増えてきたのも、
MIDIデータが、例えばボリューム最高の値が
127というなんだか中途半端な数になるのも、
(0が入るので、127が最高になって、全部で128段階)
こういう電気の数え方(2進法といいます)のせいだったんですね。
この電球1個が、コンピュータでは、1ビットになります。
8ビットでは、256の数が扱えるわけですね。
デジタル・オーディオ(サンプリング)で、
音質の決め手となるのが、このビット数です。
サンプラーなどは、
8ビット → 12ビット →16ビット
と進化してきました。
8ビットと16ビットは、単なる倍ではなく、
ものすごい数の違いになることがわかりますか?
ちなみに、CDの規格は、
16ビット 44.1kHz(サンプリング周波数)
となっています。
次回は、デジタル録音のもう一つの決めての
サンプリング周波数について、説明してみたいと思います。
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