どいつもこいつも

職場で経験した話を中心に「どいつもこいつも・・・」とつぶやきたくなった事を書いてます。

上下の関係4

2012-05-31 06:52:02 | 会社でのできごと

上下の関係は、上の人が偉いわけではないと書きましたが、私はあえてその意味で上下の関係を利用することもあります。
サラリーマンは色々な人がいます。
責任を負いたくないと平社員を続けていると言いながら、年下の上司には生意気だと不満を言う人がいます。
私も比較的、若い頃から管理職になっているので、年上の部下が沢山いました。
彼らの中には、年下の私の言うことを聞きたくないと、不満を言われた事があります。

大抵の人は、間違った上下関係で仕事をしているので、まず、最初に私は、年齢が下でも私が上だと言うこと、
つまり、私の方が偉いのだと彼らに知らしめる事を試みます。
何故なら、彼らは上下関係をはっきりさせると、相手が年下でも偉い人と考えて、素直に言うことを聞くようになるのです。
本当に面白いように態度を変える人もいます。
暫くは、話し方もいわゆるタメグチで続けていると、相手の態度が和らいでいくのを感じます。
そうなると、私も相手を年上として扱うようにします。
すると、それまで、ぎすぎすした関係が良好になっていくのです。

最初は、あまりにも横柄な態度をとる、ある年上の人に対して我慢ができずに、起こした行動でしたが、予想外の結果になり、それからは、利用するようになりました。

皆さんも試してみてはどうですか。
やり取りをしている最中は、かなり嫌な気持ちになりますが、どうしても理解しあえない場合は有効かもしれません。


上下の関係3

2012-05-30 06:52:15 | 会社でのできごと

上下関係が構築された中では仕事はやり易いかもしれません。
言われた事をやっていれば、何か問題が起きても、自分のせいにはならないからでしょう。

そう考えて、あえて責任のある立場にならずに、いわゆる平社員をあえて選んでいるかの人がいますが、それはどうでしょう。
『言われた事しかしない人』でも書きましたが、そうする人が他の人とよい関係を保つことは難しいと思います。

ここ数年、厳しいコスト競争に対抗できずに、品質の悪い食材を使用する、賞味期限を改ざんするなどの問題がよく発生します。
先日も、高速バスが大きな事故を起こしましたが、コスト競争が悪い影響を与えていたと言っても過言ではないと思います。

現実にチケットを販売した会社とバスの運行会社には、間に他の会社が入っていたと聞きます。
あれだけの低コストの高速バスにも関わらず、関わっている業者が数社もあるということ自体、不思議な話です。

想像ですが、仕事を受けるために、コスト度外視の仕事をしているのでしょう。
下請けとすれば、お客の言う条件を飲まなければ、二度と仕事をもらえなくなるのでしょう。
そして、上の言うことを聞いて、自分の下(従業員)に無理な運行計画で仕事をさせてしまうのです。

こんな悪循環も、上下関係の間違った解釈が生んだ問題なのではないでしょうか。
そして、最後に辛い思いをするのが、我々消費者なのです。

今回のバス事故の件も、運行会社にはもちろん責任はあります。
それと同じ位、チケットを発売した会社にも責任を問うべきですよね。


上下の関係2

2012-05-29 07:25:04 | 会社でのできごと
上下の関係と言うと、どうしても上が偉くて下が弱いと思われがちですが、本当にそうでしょうか。

ピラミッドの頂点にいる人が一番偉くて、底辺にいる人が一番弱いと思っている人が、そのピラミッドの頂点にいたとしたら、そのピラミッドは簡単に崩れるのではないでしょうか。

何故、人は誰が偉いか順番を付けたがるのでしょう。
会社でも家庭でも、友達関係でも、人は平等であり、あえて、順番をつけるのなら、それは偉さでなく、責任の重さで決めるべきだと思います。
でも、責任を取る立場の人が、最終的な決定権を持っているだけで、だからと言って、その人の独断できめて良いとは言えません。
要するに、責任の重さの上下はあっても、人としての上下はないと言うことです。

日本人はこの考え方をあまりしないですよね。
子供の時から、上下関係があって、上の言うことは絶対的な教え方をしていると思います。
その為、上の人の言うことは絶対だという考え方が染み込んでいる人が一杯いるのだと思います。

『責任をとるって』にも書きましたが、普段から責任をとる行動ができない人に限って、上になると偉くなったと勘違いするものです。

だからと言って、上の人の話をまったく聞かないと言うのも困りものです。
要するに、バランスが必要なのですが、このバランスを取る事が我々日本人には難しい事なのかも知れません。



上下の関係1

2012-05-28 06:43:22 | 会社でのできごと

学校、仕事場、あらゆる所で上下関係は存在します。
でも、それは、上になる人が偉いのではなくて、責任の重さが上の人のが重くなる分、指示をしたり、時には命令をするのだと思います。
中学生になると、クラブの先輩に無理難題を言われて、困ったことはありませんか。
学年が上だと言うだけで、先輩の言うことは絶対みたいなこの風習がとても嫌いでした。
自分が先輩になったら、絶対にしないことと誓ったことをよく覚えています。

あれから数十年、その誓いは守ってきたと自負しています。
だからこそ、仕事場やお客様とのやり取りで、自分の立場を利用して無理難題を押し付ける行為を見ると嫌なきがしてなりません。

皆さんの回りには、こんな人はいませんか。
本来、自分でしなければいけない事を全て部下や後輩にやらせてしまう人。
無理な仕事の依頼をしておきながら、断ろうとすると、もう仕事依頼しないと横柄な態度に出る人。
一昔前の師匠につかえる弟子のように、身の回りの世話までさせようとするサラリーマン。

どれもこれも、仕事ができないくせに、自分の立場を利用して、弱いものいじめをしているだけではないですか。
そして、彼らの多くが、以前は逆の立場として働いた経験があり、その時に嫌な思いをしているのです。

その時、彼らは無理難題を押し付ける、上司や客先に対して、彼らが偉いのだから仕方がないと偉い人は、何を命令しても構わないと納得するのです。
そして、自分が偉くなると、同じように無理難題を言って良いと、会社での立場が上になっただけなのに、自分が勤めている会社が大きな会社なだけなのに、まるで自分が偉くなったと勘違いして、偉そうに振る舞うのです。

まるで、今まで自分が受けた苦痛を誰かに思い知らせるように。
とても悲しい事ではないでしょうか。


言われた事しかしない人5

2012-05-25 06:48:34 | 会社でのできごと

海外の工場とやり取りをしていると、指示した事しか仕事をしない人をよく見かけます。

何度かやり取りをしていくうちに、こちらのやり方を理解してくれると、そんな事はなくなるので、あまり気にしていないのですが、昨日の話の様に、海外で働いている日本人の方が、いつまでも対応が変わらない事があります。

部品表をリクエストして、現地の言葉で書かれた部品表を送りつけてきたことに対して、日本語かせめて、英語の部品表をリクエストすると、こんな返事がきました。

いつもこうなのです。

毎回、英語の部品表を提出するように言っているのに、彼らは理解しないのです。

まったく、どうしたら良いでしょうか。

・・・・って、おいおい、あなたの仕事でしょう。

何度言っても聞かないからと言って、中身を確認しないで、先方に資料を送るとは、なんて大胆な行動をとるのでしょうか。

こんな事だと、英語の部品表が送られてきても、中身を確認しないと安心できないですよね。

必ず、内容を確認してから、こちらに送るようにリクエストしたのですが、次の日、送られてきた部品表は、英語で書かれていましたが、違う商品の部品表でした。

怒りを通り越して、あきれて電話で文句を言うと、そのまま、受話器を持って怒鳴っている声が聞こえます。

そして、詫びの言葉はまったくない中、担当者が間違えてしまったと言い訳をして、すぐに正式なものを送ると言って電話を一方的に切ってしまいました。

こんな人とは仕事したくないです。