どいつもこいつも

職場で経験した話を中心に「どいつもこいつも・・・」とつぶやきたくなった事を書いてます。

交渉できない人3

2012-10-31 06:51:47 | 会社でのできごと

交渉事になると、急に口が重くなる人っていませんか。

相馬さんもその一人です。

問題が発生した時など、早めに必要な所に連絡を入れて、その後の対策を実施すべき状況になればなるほど、結論を先送りにしてしまうのです。

先送りにしないで、早めに手を打つべきだと言うと、どう交渉したら良いか、じっくりと考えたいと言って結論を出そうとしません。

次の日になって、どうするのか確認すると、もう少しまって欲しいと言って、また結論を先送りしてしまうのです。

それ以上何を言っても、口を膨らませて、不機嫌な顔をして黙り込んでしまいます。

そのまま、もうどうしようもない状況になっても動き出さないでいると、しびれを切らした他のメンバーが関係者に交渉を始めるのです。

初めから、そう願っていた相馬さんは、ホッとしてしまうのです。

それどころか、先ほどまで黙り込んでいたのに、元気な声で話始めるのです。

交渉事ができない相馬さんは、物事の取り決めをするときは、このように、先送りしてしまい、結論をだしたがらないのです。

口が重くなると、考えているように見せかけて、実は何も考えていないだけなのが、すごいですよね。


交渉できない人2

2012-10-30 09:58:05 | 会社でのできごと

クライアントに自分の意見を言えない相馬さんは、注文書をもらった後に、数量の変更をクライアントに言われても、何も言えません。

注文書を発行した以上、その費用を保証しなければならないものです。

それでも、相馬さんは何も言わずに、数量変更を受け入れます。

不満を言って、二度と注文しもらえない事を恐れているのです。

そして、相馬さんは、その事を部材メーカーにそのまま、伝えます。

クライアントの言うことは絶対な相馬さんにとって、注文書を発行していても、何も悪気がなく、キャンセルを伝えます。

部材メーカーも簡単には、受け入れてくれません。

注文書通り、費用は請求すると言われて初めて、クライアントに交渉を始めます。

交渉と言っても、部材メーカーに文句を言われて困っていますと言うだけです。

あとは、すいません、の繰り返しで、何一つ交渉しないのです。

そんな事では、クライアントも良い返事をしてくれません。

そうすると、相馬さんは、泣きが入るそうです。

文字通り、泣き始めるそうです。

それでも、ダメなら、自分の利益を削って決着させるのです。

こんな事では、利益も確保できなくなります。

クライアントや部材メーカーからの信用もなくします。

そんなことが、何年も続き相馬さんは会社を辞めて行きました。


交渉できない人1

2012-10-29 08:34:49 | 会社でのできごと

私に回りには、交渉事が苦手な人が大勢います。

クライアントから仕事の依頼を受ける際に、何を言われても受けてしまう、イエスマンです。

相馬さん(仮)も、その一人です。

相馬さんは、ある企業の商品を、開発、生産し、その企業に納める仕事をしていました。

商品の開発をする際に、クライアントから商品単価を決めますが、仕様がどんな内容であろうと、クライアントから言われた金額で話を進めます。

クライアントの言い分があまりも、希望価格とかけ離れていたら、その事を伝えておかないと、後々クライアントにも迷惑をかけてしまいます。

そうなることが分かっていても、相馬さんはクライアントに悪い情報を伝える事だとして、決して伝えようとしません。

開発を始めた段階であれば、改善方法を見つける事も比較的簡単です。

相馬さんは希望価格に調整できないと言うことをギリギリまで隠し続けます。

それは、その仕事を他の誰かに取られない様にしているのかも知れません。

第三者が立ち入れなくなると、初めて希望価格にあわせられないとクライアントに告げます。

クライアントにしてみれば、話がちがいます。

当然の様に、不満を言います。

すると、相馬さんは、ひたすら申し訳ありませんと謝るだけなのです。

一向に話が好転しないため、クライアントから妥協案が提示されます。

そこから先は、クライアントの指示通り、行動して、何とか価格調整を行うのが相馬さんのやり方です。


時間の使い方5

2012-10-26 07:25:35 | うんちく・小ネタ

昨日のブログでは、早ければ早いほど良いみたいな表現をしました。

個人的には、遅すぎる事もないと思っています。

タイミングは重要だとは思いますが、行動を起こすには遅すぎると言って、何もしないより、行動する方が良いに決まっています。

何かミスをした場合に、その事を言い出せないでいて、気まずい思いをした事ってありませんか。

そんな時は、できるだけ早く言い出す方が良いに決まっていますが、遅いからと言って黙っているのなら、どんなに遅くなっても良いに決まっているのです。

若い時に、何かを暗記することしても、簡単に覚えられました。

30才を過ぎたくらいから、誰でも若い頃のように簡単に覚えられなくなる物です。

だからと言って、何も新しいことにチャレンジしないより、チャレンジした方が良いのです。

ただし、若い頃に比べれば、覚えるのにも時間がかかるのは当たり前の事です。

そこで、どの様に時間を使うかが問題なのです。

有効に時間を使わないと、どうしても時間がかかってしまいます。

年の問題だけではありません。

若いときでも、時間を有効に使うことができないでいると、取り返せないくらい、周囲の人たちに遅れを取ってしまうのです。


時間の使い方4

2012-10-25 07:20:27 | うんちく・小ネタ

時間の使い方は人によって違います。

大抵の人は、過ぎてからその時間の使い方が間違えていた事に気づき、後悔することになるのです。

後悔しても、結局、また同じ事を繰り返す人もいますが、どうすれば良いのでしょうか。

先を見据える力でもありますが、失敗を繰り返すうちに、普通はわかってくると思います。

それでも、わからない人は、どのようなタイプかと言うと、結局、真剣 に取り組んでいなかったのではないかと思います。

この経験は若ければ若い方が良いです。

必死に一生懸命に頑張って、やるだけやった結果、その結果が悪かった時には人は冷静に自分の足りない部分を理解します。

中途半端にやり取りしていると、結果を素直に受け止められないのだと思います。

若ければ若いほど良いのは、一生懸命にやり取りができるだけでなく、自分の失敗を受け止める事ができるからです。

受け止められれば、次の手を打つ事ができるのです。

そう言う意味では、今まで自分がどの様な行動をしてきたかも、時間の使い方なのです。

若いときには苦労は買ってでもしろと昔の人は言いましたが、時間の使い方を知る上でも必要なことだと思います。