ルールを作っても、慣れてくると、人は守らなくなります。
緊張感がある時は、皆が気にしているので手を抜くことができないですが、緊張感がなくなると、手を抜く、ズルをする人が必ず出てきます。
緊張感をいつも持っているようにできれば、良いのですが、軍隊のようにする訳にもいかないですし、程よい緊張感は良くても、必要以上の緊張感は、仕事にも影響が出てしまいます。
大きな会社だと、組織変更で上司が代わることによって、新しい緊張感が生まれたりします。
でも、組織変更ができる程の規模ではない会社も多いと思います。
私の勤めていた所も、社員数が多いわけではなかったので、緊張感がなくなるのが、一番怖かったです。
システムを変えることにも限界があります。
良い意味での緊張感を持ち続ける事は、とても大事な事であり、難しい事なのです。
不正を無くす一番いい方法は、この緊張感を上手く保つことです。
この緊張感がない状況だと、簡単に不正を働くことができるのだと思います。