どいつもこいつも

職場で経験した話を中心に「どいつもこいつも・・・」とつぶやきたくなった事を書いてます。

丁寧な仕事って3

2016-01-29 07:14:10 | 会社でのできごと
決められた期限より早く仕事を終わらせて、かつ質も良い。

そんな仕事ができれば、一番良いですよね。

でも実際は、無茶な期限を言い渡される、求められている質が自分の考えていたものより上になる事があると思います。

そんな中、どうやって「丁寧な仕事」をすれば良いのでしょう。

私は「丁寧な仕事」とは、その仕事を始める前段階にあるのだと思います。

お客から何か仕事の依頼があった際に、納期や仕事の内容を確認すると思います。

その際に、どれだけ相手の要求レベルを理解し、自分のできる仕事がそれに見合ったものかを見極めることだと思います。

そうすれば、無茶な納期に対しても、求められている質に対しても、それなりの対応ができると思います。

仕事を始める前であれば、無茶な納期も交渉できると思うわけです。

どうしても納期を優先するのであれば、質を下げることを了承してもらえれば、結果的には、納期、質ともに相手の要求を満たすことになります。

だからこそ、仕事の依頼があった際に、どれだけ、踏み込んで話し合いができるかが、「丁寧な仕事」に結びつくのだと思います。

「そんな無理なスケジュールではできない」と話すことと、「スケジュールを優先するのであれば、この資料は後日にできないか」と話すのでは違いがありますよね。

「無理だ」、「できない」と相手に選択肢を持たせないのではなく、「○○を優先するのなら△△は厳しい」、「○○と△△を同時にするのであれば、2日時間が欲しい」と選択肢を持たせることではないでしょうか。

要するに、「丁寧な仕事」とは、時間をかけてじっくりとやる仕事ではなく、相手により多くの情報を渡して共有化するための作業だと思うのです。

そうであれば、時間は重要になります。

「理屈は良いから、早く作業してくれ」なんて言われてしまっては意味がないからです。

短時間で必要な情報を提示し、共有化するのですから、難しい作業かもしれません。

面倒だからとあきらめるのではなく、意識して作業をすれば、何度か繰り返していくうちに、「丁寧な仕事」をしていると言われるようになるのだと思います。

丁寧な仕事って2

2016-01-28 07:05:23 | 会社でのできごと
昨日、時間をかけて確実に作業をすることが良いうというわけでもないと書きました。

どんなに質の高い仕事をしても、決められた期日に間に合わなければ、誰かに迷惑をかけるからです。

では、スピード重視の作業はどうなのでしょうか。

期日に間に合わせれば、どんなに質が悪くても良いわけではありません。

時には、それをもとに議論ができればよいときもあります。

いわゆる、たたき台になるものと言えば良いでしょうか。

そうでなければ、やはり、この場合も質は問われると思います。

では、どうすれば良いのでしょうか。

上司やお客様に尋ねれば、こう言われる筈です。

「スピードも速くて、質の良いもの」

多くのことを望まれるのは、当然と言えば、当然ですよね。

完璧にはできなくても、相手の要求を満たせることが一番です。

そのためには、どうすれば良いのでしょうか。

「丁寧な仕事」をするしかないと思いませんか?

では、「丁寧な仕事」とはいったいどんな仕事でしょうか。

・・・・続きます。

丁寧な仕事って

2016-01-27 07:18:08 | 会社でのできごと
上司が部下の作業の質が悪いときに、よくかける言葉です。

「もっと丁寧に仕事をしようよ。」

この「丁寧」とはどんな意味を持つのでしょうか。

「丁寧にやる」人は、時間をかけて作業をすることにこだわりが強いと思います。

だけれども、時間をかければ、丁寧な仕事になるのでしょうか?

私は、丁寧な仕事とは、時間をかけてやった仕事ではないと思います。

時間をかけなくても、丁寧な仕事はできるからです。

一般的に、丁寧な仕事をすると急いでやった仕事に比べて質が良いと言われます。

でも、決められた期日に間に合わなければ、どんなに質が良くても、それは良い仕事とは言えないですよね。

時間をかけて作業をする人は、少しスピードを意識すれば、良いだけのことです。

歩行者用の信号が点滅している時に、走って渡らずに、停止するのは安全なことです。

しかし、走れば間に合うのに走らないのは、走れば疲れるからだし、面倒だからと思っていたらどうでしょう。

こんな人に限って、信号の手前でよそ見して、余計なことに時間を費やしていたりしませんか?

本当は間に合う能力を持っていても、次の仕事を受けるのがいやだからといって、間に合わせようとしないのは、おかしな話です。

丁寧に時間をかけて仕事をすると主張する人には、このタイプが多い様に思います。

では、スピードだけ速ければ良いのでしょうか。

それも違いますよね。

・・・続く。

公益財団法人って

2016-01-26 07:11:45 | うんちく・小ネタ
公益財団法人って知っていますか?

公益を目的とする23の事業に限定された事業に対して、国の基準を満たした場合だけ、公益財団法人を名乗ることができるものです。

公益的事業として認められるのは「学術、技芸、慈善その他の公益に関する事業であって、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与するものをいう」とされていると聞きます。

それだけに、公益財団法人を名乗った場合、それなりの信用を得ていることになるはずです。

それなのに、身寄りのない高齢者の見守りや、病院や介護施設に入る際の身元保証をする公益財団法人「日本ライフ協会」が、将来の葬儀代などとして預かったお金を運営資金などに流用し、預託金の不足額は3億近くになるそうです。

さらに、2億円近いお金を関連のNPO法人のために使ってしまい、回収不能になっているかもしれないそうです。

こんな事があって良いのですか?

この教会の運営は、親族で行われていたようです。

父親が 代表理事で長男が専務理事、二男が事務局長を務めていたそうです。

この時点で、この教会が公益財団法人として認められてしまうのに、疑問を感じますが、どうなのでしょう。

今回の件を踏まえ、代表理事と専務理事は辞職したそうですがそれで良いのでしょうか。

公益財団法人であれば、一般企業より、税率でも優遇されているはずです。

そして、何よりも、信頼度が高いはずです。

そのことを利用して、自分たちの私腹を肥やしているとしか思えません。

ここまで来ると、立派な犯罪に思えてしまいます。

辞職をすれば済むのではなく、しっかりと責任を果たすべきです。

自信がないから

2016-01-25 07:06:09 | 会社でのできごと
仕事をしていて、よく聞く言葉です。

自信がないから、どうすれば良いかわからない。

自信がないから、相手を説得できない。

本当にそうでしょうか。

自信があると思って仕事をしている人がどれくらいいるのでしょうか。

むしろ、自信があると言う人に限って、問題ある行動をしていませんか。

自信が持てるようになるには、経験が必要です。

経験していない事には自信が持てないのは当たり前です。

仕事をする上で、経験していることが、経験していない事を上回るのは、特殊ではないですか。

毎回、同じことを繰返す仕事であれば、そうかもしれません。

それでも、経験したことのない作業は発生します。

自信がないからできないのではなく、経験してみて自信を持つしかないのです。

自信を持って仕事をしている人に限って、自信があるか、ないかなんて気にしていません。

自信があれば、物事が解決できるわけではないからです。

自信がないからクヨクヨするのではなく、とにかく、前に進むことが経験を積み、自信を持てるようになる筈です。

その繰返ししかないのです。