どいつもこいつも

職場で経験した話を中心に「どいつもこいつも・・・」とつぶやきたくなった事を書いてます。

杓子定規なやり方

2014-03-31 06:09:34 | うんちく・小ネタ

厚生労働省は29日、生活保護受給世帯の高校生のアルバイト収入について、保護費の減額につなげず、貯金することを積極的に認める方針を固めたそうです。

知らなかったのですが、活保護を受けていると貯金が制限され、金額が多ければ保護費はカットされるのですね。

高校生のアルバイト収入も「その収入で家族の生活にゆとりができた」とみなされ、一定額が保護費から差し引かれるらしいです。

そもそも、世帯主が何らかの理由で働けないから、高校生の子供が働くのに、制限を設けること自体が不思議な話なのですが、働かないバカな親が子供を働かすのを防ぐためでしょうか。

それとも、アルバイトと言いながら、高収入を得ている高校生がいるからでしょうか。

どちらだとしても、ただ基準を決めるだけでなく、生活保護を受けている家庭の事情を把握する事が大事だと思うのですが。

受給者の家庭、一軒、一軒を見て回る事が不可能なくらい、役所の人たちが忙しい様に思えないですけどねぇ。

忙しいのなら、受給世帯の高校生をバイトとして使ってもいいのではないでしょうか。

ルールを変更すれば、高校生がその後の準備ができるのは、歓迎すべき事です。

でも、受給者がそのお金を使って生活が潤う事(いわゆる不正受給をしている場合)が無いように防ぐには、どうすべきかも、同時に考えてほしいものです。

そうでないと、結局は杓子定規なやり方と言われてしまいますよね。

 

 

本日、今の職場に行くのは最後となります。

明日からは、新しい職場で働く事になります。

これを機会に、このブログの内容も少し見直す事にします。


48年ぶり

2014-03-28 19:50:04 | うんちく・小ネタ
1966年に起きた袴田事件の第二次再審請求で、静岡地裁が27日、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さんの再審開始と刑の執行、拘置の停止を決定しました。

これを受け、袴田さんは同日夕、東京拘置所(東京都葛飾区)から釈放されました。

1966年8月の逮捕から48年ぶりのことです。

法務省によると、再審開始と拘置の停止が同時に認められたのは初めてとの事です。

再審開始が決まった時点で、釈放されるのですから、恐らく今後無実が認められるのだと思います。

48年と言えば、人生の殆どだと言っても過言ではありません。

これだけ長い期間、無実の人が死刑を宣告され、毎日、死と向かい合いながら生きてきた辛さを私には理解することはできません。

何度無実を訴えても、聞き入れてもらえなかった事に、心も折れてしまったのではないでしょうか。

こうなった原因をしっかりと判明させて、二度とこんな悲しい事が起きない様にしてもらいたいです。

そして、できれば真犯人も見つけてもらいたいと思います。

人が人を裁く事には限界があるべきなのでは、ないでしょうか。

確実な証拠がなければ、人を裁いてはいけないのではないでしょうか。





評価は他人がするもの

2014-03-27 10:52:53 | うんちく・小ネタ

4月から、新しい環境で働く事になりました。

この数日は、取引先になどの挨拶回りで忙しい毎日です。

色々な人が、声をかけてくれました。

ある人は、私の今後を心配して、自分の会社に来ないかと誘ってくれました。

また、ある人は、次のステージで活躍できるようにバックアップを約束してくれています。

そんな中、先日お会いした方から、こんな事を言われました。

「評価は他人がつけるもの」

前にも同じことを言われましたが、今回、改めて言われたのですが、まさにその通りだと思います。

次の職場には、知り合いの方がいます。

今の職場の同僚や、取引先の人達も知っている人です。

仕事はできないが、自分の手柄にすることがとても上手な人だそうです。

私自身は、仕事での付き合いがないので、どこまで本当かはよくわかりません。

バックアップを約束してくれた方からは、「手柄を取られない様に注意しろ」とアドバイスをもらっています。

一緒に働く事になる方からも、同じようなことを言われており、働く前から戦闘モードになっています。

正直、30代の私だったら、「負けられない」と思っていたはずです。

でも、今の私は、違います。

自分の手柄を横取りされたとしても、職場の環境が良くなれば、それで良いと考えています。

誰の手柄より、我々がどれだけ潤うのかが問題だと思っているからです。

そんな時に、「評価は他人がつけるもの」と言われたのです。

自分がやる事をしていれば、見ている人は見てくれている筈です。

手柄を取られない様に守りに入るより、横取りするような人さえも味方につけられるようにすることの方が大事です。

そう考えている時にいただいた言葉だったので、すごく身に染みました。

折角、環境が変わるのです。

フラットな気持ちで、一から、人間関係も築いていければ良いと思います。


常識と価値観の違い

2014-03-25 06:26:37 | うんちく・小ネタ

STAP細胞の問題、シッターによる幼児死亡の問題。

色々な事件で、当事者が避難を受けていますが、首をかしげる事が多いと思います。

昨日もブログに書きましたが、博士輪文のコピペは、問題ないそうです。

でも、その業界を知らない人が、世の中の常識として当事者を非難しています。

相手の名も知らないのに、自分の子供をシッターに預けた事を非難すると、シングルマザーなら仕方がないと逆に非難が集中します。

個人の価値観で、人を非難する事が多いように思います。

コピペが正当化されているのは、論文の世界では常識の様です。

シングルマザーは経済的な問題で、安いシッターに子供を預けるのも常識だそうです。

本当に常識なのでしょうか。

自分達の価値観を押し付けている時がありませんか?

私は、論文のコピペ問題は、卒論の常識を知らない人たちが、自分の価値観で攻撃しているだけだと思います。

切り張りをした事を問題にしないのなら、論文の常識がおかしいのだと思います。

同時に、シングルマザーだから、相手が誰だかわからなくても子供の面倒を見てもらうのは常識ではなく、個人の価値観だと思います。

シングルマザーが大変なのはわかりますが、だからと言って安いところ選ぶ事は常識ではないですよね。

SNSなどで、自分の意見が簡単に言える世の中ですが、価値観はあくまで個人の考えです。

常識は、常に正しい訳ではありません。

業界や、その環境によっても大きく変わるものです。

安易な気持ちで正義を振りかざす事が一番の常識知らずの行動になる事もあると思います。

自分の言動には注意すべきです。


コピペ自体は悪くない?

2014-03-24 06:26:05 | うんちく・小ネタ

学問で得られた結果は人類共通の財産だから、だれがどういう形で利用しても構 わない。

中部大学武田教授のコメントです。

要するにコピペは悪くないそうです。

誰かの論文をコピペした場合に、引用元を明記するのも、決まったことではないのですね。

また、早稲田大学では博士論文にはコピペを認めているそうです。

こうなると、コピペが悪い事だと思っていなかったと小保方さんが発言したことには、何も問題はないと言えます。

データを切り貼りしたことは、別問題ではありますが、少なくとも博士号を返上する必要はなさそうですね。

自分の勉強不足でした。

こうなると、マスコミに必要以上に叩かれているのは可愛そうな気がします。

STAP細胞の論文に関してと、博士論文に関しては別なものとして、報道すべきではないでしょうか。

報道する側も、もう少し勉強してから報道すべきなのでしょうね。

そして、報道された事だけを信じて、ブログにコメントしてはいけません。

今後、気を付けます。