♪楽・楽・楽♪

楽しいことに囲まれて、頑張りすぎず楽に考える、そしていつでも音楽の流れる人生を・・・

食い倒れ紀行

2006-09-22 | そうだ、どこか行こう( ・・)b
事前に調べてまいりました。
名物はあぶらあげと焼き飯。
まずは、普通に食事もしたいし、元祖焼き飯やさんへ。

意外と他にも色々メニューがあって、どれにも惹かれたんだけど・・・
焼き飯+仙台風芋煮汁とニジマスの塩焼きをオーダー

こちらです!



わ~、またお腹がすいてきたん。
焼き飯は特製の味噌を塗って焼いた焼きおにぎり。ふっくらごはんに甘めの味噌がたまらんっ!流行の三角握りではなく丸い形に握っているわけは、そうお分かりですか。ここでもです。「円むすび=縁結び」はいはい。食べると縁結びな訳ですよ。もう、頼みますよ、握り飯さん(笑)
仙台風芋煮は豚汁みたいな感じ。大きなどんぶりに具がたっぷりでおいしかった。もうすぐ芋煮会の季節だね~。ついつい頼んでしまったニジマスも美味しかったです。川魚って独特でおいしい。食べる機会はないけど好きなんだよね。

どれもボリュームありでおなかがいっぱいになってしまいました。
どう頑張ってもあぶらげは入りません
でも、せっかく来たんだしねー。お腹をすかせようってことで散策開始。

といってももう全部見ちゃったし、どうしようかと考えていたところ、参道をそれたところに山に続く林道を見つけました。
熊ヶ根方面に行く道なのかな?ちゃんと案内板が立っているから安心だろうとちょっと行ってみることにしました。でも何が怪しいって、左手の普通の看板には「8km⇒」って書いてあるのに向かい側に立つ同じ方向を示した手書きの看板には「4.4km⇒」
・・・あやしい。怪しすぎる。どっちが正しいの?
まぁ、でも暇だしたぶん帰ってはこれるかなーと気楽に考えてトレッキング開始。
ずーーーっと上り坂。普通の山道。人通りなし。写真をぱしゃぱしゃ撮りながら、ぶらぶら進んでいきました。
見て。ほんとにすっかり秋の空。風は涼しいし、太陽は明るいし。
                 
たぶん頂上と思われるところまでひたすら歩いてきちゃった。
山を見下ろして、雲を見上げて、虹のかけらみたいなプリズムとか発見して、申し分ないしあわせ。。。


ひとりって、いいなぁ。こんな気持ちよい場所があっていいのだろうか。
今、ここでクマとかに襲われて死んじゃったら、2,3日発見されないかもしれない。
でもそれでも、今ここで死んでも悔いはない。院試終わったし・・・。
あ、唯一恨めしいのはあぶらげくらいだ・・・。
うーん、こんなに一人好きでひとりを楽しみすぎちゃっていいのかなぁ。
結んだ縁も逃げていくよなぁ。あー一人旅ばっかしてたら、¥も逃げちゃう。
う~ん、でも癒される・・・。昨日までが嘘のようだ。気持ちいい。


と、いうようなモノローグをホントに入れつつ、しばらくぼーっとして下ってきました。所要時間1時間。この夏、こんなんばっかりだ。現実とかもう、知らない。

おなかはやっぱり空かなかったけど、未練を残すのは嫌いなので食べました。
      
お店で揚げ立ての三角あぶらあげ。厚くてかりっとしてるの。醤油と七味をかけていただきます。西日に当たりながらのあぶらげは、ついついビールなんかお供にしちゃいたくなる感じま、そういうわけにはいきませんので、泡の立ったペットの緑茶で我慢ですが。大きくて一つは多かったなー、でも美味しかった。

1時間に1本のバスの時間まで20分くらいあり、食べてからもバス停付近でぼーっ。
にゃんこも気持ちよさそうでした。


久しぶりに、何も考えない、わずらわされない、自由な贅沢な一日を過ごしました。また、そのうち紅葉でも見に、近場に足を運べたらいいなぁ。来月ってのんびりできるのかなぁ。わかんないけど、また思い立ったら吉日でリセットしたいです。

羽伸ばし~

2006-09-22 | そうだ、どこか行こう( ・・)b
と、いうことで一人旅してきました。
先日の学会手伝い時に見た仙台観光ガイド。そこに載ってた写真の1枚に惹かれて、向かう先は「定義山」!あぶらげが食べたい!食欲とお腹の虫を1週間ほど堪えさせていたわけで、試験終わって早速調べて出掛けました。

駅からバスで1時間半。作並を外れてさらに超えたところ。こじんまりとしたお寺です。
小さい頃はよく連れて行かれてたらしい。たしかに日記にも「今日はじょうげさんにいきました。」とか書いてた覚えはある。
でも、その頃なんて黒い山はみんな「クロワッ山」だと信じ込んでいた時代(そんなことを教える大人が悪い!)です。何があったかなんて全く覚えてないわけで、どれもこれも新鮮でしたよ。

とりあえずは参拝。
仁王様に睨まれながら山門をくぐると貞能堂。

このお寺の定義と言う名の名の由来は、平貞能からきているんだって。
重盛公から受け継いだ阿弥陀如来の宝軸を守るため、源氏に討伐された後、「さだよし」から定義(じょうぎ)に改名して、今の仙台に隠れ住んでいたとか。。。
じょうげ山っていう山があるんだと思ってましたよ。。。

お堂の他に、安徳天皇塚。これは連理の欅っていう2本の欅が植えてあって、縁結び・子宝の神とされているらしい
後ろにいたカップルに「もう結ばれてるなら縁結び祈願しなくてもいいじゃん」とか心の中で文句を言いつつ(笑)、しっかりじっくり安産祈願をしてまいりました・・・。
冗談です・・・。この前、姉が出雲大社の縁結び守りを頂いてきてくれたばかりなのですが・・・どうも最近縁結びに縁があるらしい。ご利益、あるといいね
そばで湧いていた長命水もひとくち。こ、これはこの前、奥新川で飲んだものと同じなのでは・・・とか疑っちゃいました。

さ、気を取り直してっ、さらに進むと新しく建立された本堂があります。きんきらきん。
それから有名な五重塔。
こういう塔の中ってどうなってるんだろう。建築志望さんにでも聞いてみようかしら。
あとは定義玉手箱と言う小さなミュージアム。歴史とかを紹介しているところです。
そこの案内人がこの人「浄土くん」
右手を差し出して「僕と握手してね」って言うから握ってみたら・・・喋り出してびっくりした・・・!某仏壇屋の一休さんと何が違うのか分からない。

と、そんな感じで見るところは少ないかなぁ。
でも空間が広くて、池とかが点々とあって、静かだしいいところです。
天気が良くて気持ちよかったから庭とかをぶらぶらーっとして、ぐるっとゆっくり回りました。
さて、時間は13時半を回って、そろそろお腹がすいてきたところ。
山門前に続く商店街にもう一度戻ります。


それではこの辺で、お待ちかね食紀行にーつづく。