ここは " 天主堂の見える丘 "
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/19/f7af9fb82e993ac040150dd8f14fd5e4.jpg?1627296365)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/82/141b6cadd0aaa1236d9821a0a9745641.jpg?1627296384)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/3f/3ff48a1f92553ddc33989b83ca936d0c.jpg?1627296459)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e7/0969386e3f69cb3d49a41af6e9f192ca.jpg?1627296484)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/72/4f0e4b7f859941e12af6669b4a994045.jpg?1627296550)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e9/1ea36c95dfffba0e3e1c0163f5d843f1.jpg?1627296568)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/bc/f3bce18d5dd802baae661e2962765c82.jpg?1627296584)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/42/fafc23ce659ca9dcd9767d63bea301df.jpg?1627296601)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f2/a0ca06c102b1018a9ac8e2610d70489d.jpg?1627296621)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e0/0a912fe9d845aab545d9c2a845e7deae.jpg?1627296670)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/09/46b5b425dfa3fc8b458c88790377592c.jpg?1627296714)
浦上天守堂の全体を
正面から遠目に一望できる、
知ってる人は知ってるフォトスポットよ. .・
ポケットパークくらいの小さな敷地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/19/f7af9fb82e993ac040150dd8f14fd5e4.jpg?1627296365)
山を背にして、
俗世間の環境に囲まれた
神聖な双塔の天守堂をしばし眺める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/82/141b6cadd0aaa1236d9821a0a9745641.jpg?1627296384)
私にとっては初めて来た場所でも、
「 ・・・あれが。」
「 ああ。十代振りだよ、 ...、 ...、」
伴侶にとっては少年以来となる場所。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/3f/3ff48a1f92553ddc33989b83ca936d0c.jpg?1627296459)
いつもなら、
他愛ない冗談や
罪のない笑い話が多い人の...言葉少なげ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e7/0969386e3f69cb3d49a41af6e9f192ca.jpg?1627296484)
伴侶が少年だった日-。
浦上天主堂を訪れ、
人の手で造りだされたお堂の
なんて清浄で厳かなことだろうと...
その神々しさに打たれ感銘を受けたという。
いつかまた来よう
そのときは、
人生を共にする妻を
連れて二人一緒に来ます...!
そう再来を誓ったのだという
あどけなかった少年の純真。
大人になって紆余曲折ありながら
月日が流れても胸の隅に留まりつづけ、
忘れずに息づく遠くなるばかりだった誓いを...
現実に果たす日-。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/72/4f0e4b7f859941e12af6669b4a994045.jpg?1627296550)
丘から間近いところに、
そのまま徒歩で天守堂へ進むに
おあつらえ向きの階段があるのです. .・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e9/1ea36c95dfffba0e3e1c0163f5d843f1.jpg?1627296568)
左の建物はカトリック長崎大司教館。
この通りを道なりに
歩いたわ. .・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/bc/f3bce18d5dd802baae661e2962765c82.jpg?1627296584)
ちゃんと道しるべも立っています. .・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/42/fafc23ce659ca9dcd9767d63bea301df.jpg?1627296601)
大司教館...美しい外構え。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f2/a0ca06c102b1018a9ac8e2610d70489d.jpg?1627296621)
私たちは年の差夫婦
よって華やいだことは慎しみ
仏前で小さな祝言を挙げはしたけれど、
かつての少年が神へ真剣に誓ったことだって...
大事に果たしたい。
それにしたっておかしなものね、
同じ人とひきつづき二度目の
誓いですもの...
まいっか. .。+ °
そもそも仏前で、
来世までの結びつきを
すでに誓いあっている仲。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e0/0a912fe9d845aab545d9c2a845e7deae.jpg?1627296670)
年の差を難なく越えても、
お互いが出逢うまでに費やした歳月は
なんて長く遠く離れていたことでしょうか。
少年時代のプロローグを
時を越えて
完結させましょう、
次を予感させるエンディングのように...
始まりの始まり風なエピローグで. .。+ °
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/09/46b5b425dfa3fc8b458c88790377592c.jpg?1627296714)
着いた...浦上天主堂。
この日、
わたしたちは
少年だった伴侶の古き誓いを果たした。
聖イエス聖マリアが御見守りの
目の前、いいえ、目の中よ、
ひっそり二人っきり。
堅く結いなおす
夫婦の絆は相身互い、
一生二人三脚...最後の最期まで...
共に新たに歩みつづけてまいりましょうとも。
*-*-*-*-*