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安倍首相の半泣き辞任

2007年09月13日 03時04分46秒 | Weblog
職を賭してテロ特措法問題に取り組むと豪語したはいいけど、小沢さんに会うことも許してもらえず、その挙句が辞任ねぇ・・・。「どっちを選ぶか選挙」で大敗し、それでも辞めなかったのなら、責任を持って最後まで任務を遂行するのが政治家のトップである首相の役目。また、そのつもりだったからこそ、辞任せずに改造内閣をぶち上げたわけだよね?それとも、お父さんもなれなかった首相にやっとなれたのに、まだ辞めたくないよ~ってか?

テロも大事だけど、北朝鮮の核や拉致問題、年金不払いにバカ役人どもの横領発覚など、問題は山積してる上に、あんたが全部何とかするって豪語してたわけだよね。それで政敵とお話も出来ないからって、そんなしょうもない事を理由にして辞めるなんざ無責任にも程がある。どうしようもないお坊ちゃまだねぇ。

「自分のクラスが僕じゃまとまらないし、隣のクラスの学級委員の人が僕じゃダメだって会ってくれないだもん。」つってんのと同じやんけ。学級委員か日直並みやのう。国がそんなもんでぐらついてるんじゃ、国民はたまったもんじゃない。

そんな頼りない首相なら、世が世ならクーデターで殺されてるかもよ。「話せば・・って、話してもわかんねぇよ!」ってさ。政治家は死ぬ気で国民のために働け。その体力・気力が無いのなら初めから政治家なんぞになるんじゃねぇ。で、私利私欲で横領なんぞする役人のために俺は1銭も払うつもりは無い。義務かなんか知らんが、そんな不確かでヤバイもんに金を払うなんてギャンブル以下だろ。それを取り立てに来るなんざヤクザのやるこった。そういうのをビシッとシメルのが首相のはず。払えって言うなら、納得が行くようにちゃんとしたシステムを導入するべきだし、横領したバカ役人ドモは見せしめにしっかり処罰をするべきだ。これで国の財政がぐらついたりしたら、それこそ国内テロと同じだ。

国民の様子を見て、なんでも後手後手で処理してきた阿倍内閣。昔、自民党のこういう首相を「風見鶏」って呼んでたけどさぁ、戦後レジウム脱却とか言いながら昔の自民党とやってる事変わんねぇじゃんかよ。

はい、非常にムカついた一日でした。
ザビヌル追悼会はこんな気持ちじゃ出来ないので、明日の長旅の車の中で。
今朝は、「ウェザーリポート('82)」を聞きました。初めて聞いたWRのアルバムなんです。今聞けばキャッチーだけど、高校時代に初めて聞いたときは?????でした。「ボルケーノ・フォア・ハイヤー」が有名だけど、B面の美しいバラード「Speechless」が僕は一番好きです。ザビヌルの書くバラードは気品が有って、それでいて優しい。何かと「FUCK!!!」って言うのが口癖だったらしいけれど、きっと本当は優しい人だったに違いない。(笑) ザビヌル色が強くて、コ・プロデュースをしてきたジャコもこのアルバムではプレーのみ。結果、辞めてしまう。ジャコ・ファンの一面を持つ僕としては、ちょいと不満でもあるけれど、WRファンとしての僕はこのアルバムはよく出来た作品だと思う。ただ、「ダラ・ファクター」が出たとこ勝負のセッションって感じで、まぁ、それを狙ってたのかもだけど、2つも要らなかったって気がするけど。
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10 コメント

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政治家と官僚 (事務職)
2007-09-13 07:05:15
政治家がホントに汚いヤツなのかが、
よく判っただけでも安倍政権は評価できます(笑)ので、
もうちょっとガマンして膿を出して欲しかったです。

時効か全額返却したか知らないけど、
横領したヤツはSGURUさんのいう通り、
牢屋にブチ込むべきだと思いますね。

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確かに無責任なのですが (らくだ)
2007-09-13 08:10:51
もっと早くに終わりを決めてあげる医者や側近に恵まれなかったことも気の毒でなりません。彼はもうとっくに自分で判断できる状態ではないのでは?「職を賭す」発言も変でしたもん。

もちろん全ては彼の素質に起因していて、そこは救いようがないんですが。でも完璧な人間などいないわけで、自分に足りない部分・弱い部分を理解し、そこを補う的確な人選ができればよかったのにねぇ。
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四連目(四段落目)の (IZUMI)
2007-09-13 08:33:59
---語調が、be waterの「Fragments Of Memories」となんだか重なる気がして、思わずCDだして聴きました。
 たしかにそうとうマイッてる感はありますよね、安倍さん。
 じゃどうするんだ。これから。
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人間として (SGURU)
2007-09-13 10:36:52
おはようございます。

確かに参ってるとか、そういうのは分かるし、お気の毒と言う気持ちも分かります。僕も人間ですから。

ただ、国民は彼に命を預けてきたわけですよ。彼は人間である前に公僕です。大変ですが、それが彼の選んだ仕事です。良しくも悪しくも小泉内閣は一つのコンセプトに対して直進的だった。今までの内閣では出来なかった事を意地でもやり通して来た。自民党の中でも革命的だったと思います。時期的にそこまでしなきゃヤバイ状況に日本はあったと思うし。それをやり通す気力体力は少なくとも小泉さんには有った。

実は評論家も言ってるように、小泉さんの後始末の方が大変で、阿倍さんへの期待度も当然大きいわけで、国内外の問題をどう処理するかってのは、政治に興味の無かった世代までが今や興味を持って見守ってきたわけじゃないですか。

体調の事はお気の毒かもしれませんが、拉致被害者のご家族、年金の受け取りがままならないご老人、将来年金が受け取れるのかどうかも分からない我々の世代(とりあえず僕は年金が貰える年齢まで生きてるとは思えない)、テロリストの恐怖や米国とどうやって付き合うの?とか、そういうの考えると、途中でホッポリ出した人に僕は同情できない。

政治家は理想と強い意思を持って全てに立ち向かっていかなければならない。そんな意志が見えないタレント議員には死んでも投票しない。僕は阿倍さんに最初期待していただけにガッカリしています。この前の選挙の時点では、もう誰にも期待できず、戦略ばかり見えてやになってたけど。野党も政敵の悪口しか言ってないし。

側近も内閣も、メンバー選びは首相の責任です。バンドで言えばバンマス。恵まれなかったのか引き寄せられなかったのか、それは分かりませんが、バンドを組むとなったら、コイツ等といい音楽がやりたいぜ!になって組むわけですよ。そういうのが無いうちに「とりあえず」でバンド組んですぐ解散しちゃったみたいな。でもさ、そんな適当なバンドのために金や命を預けるなんて僕はマッピラごめんだな。

あくまで僕個人の意見です。でも、こういうのを国民が喧々諤々と話し合うことが大切だと思います。日本は何かと生ぬるい。
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あ、それから (SGURU)
2007-09-13 10:50:28
「職を賭す」発言は確かに変でした。でも、あれは一部の評論家が言ってるように、「もう疲れたぁ。辞めたいよぉ。」って思ってて、「小沢が会わないって言ってるらしいから、辞めるのアイツのせいにしちゃえ!」ってな具合だったと僕も思います。決して体調不良から来る判断力欠如ではなく、ただの逃げ口上だと。
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国内で尊敬されなきゃ海外から尊敬されようが無い! (andy)
2007-09-13 12:32:44
師匠いつになく、あついですね!
俺なんか、やっぱそうか、で終わってました。
こうした無感動がダメなのよね。
まあ、安倍さんは事務所経費の件にしても初期対応が悪すぎました。「泣いてバショクを斬る」くらいのセリフをはいて、事実関係がはっきりした時点でバッタバッタと首を切ればよかったものを。
イメージ先行「美しい国、日本」を標榜した安倍さんの美しい心というのは、身内のやさしさ、だったんでしょうね。新聞に揶揄されてましたが、格差社会での「再チャレンジ」を応援する、といった後から、自分が早速「再チャレンジ内閣」ですから。そして、勝手に辞任。一部報道では、安倍さん周辺にも週刊誌が事務所経費問題をかぎつけた、などいろいろな憶測を呼んでいますが、健康説なら当たり障りの無い退陣理由ですよね。
とにかく、年金問題も初期対応の遅れのまずさから始まり、その他優先させるべき課題の選別眼、危機管理を含めた問題の本質が理解できない能力ではやはり政治家としては致命的欠陥でした。
だからといって後任は、小沢でいいかどうかといえば逆に専制政治でつっぱしりそうな怖さがあるし。マンガ総理なんてまっぴらだし、舛添なんか情緒不安定だし、小池は調整力なさそうだし、谷垣も何となく安倍っぽいし、宰相候補の人材不足は否めません。
小泉再登場なんて、ありえませんかね!?




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期待が大きかっただけに… (らくだ)
2007-09-13 13:51:41
一国の総裁としてあってはならないことをした人ですから、その点については私も憤りを覚えています。ただ、もう彼には気力も思考力もなく、死か辞任か、くらいの選択だったかと想像したのです。決断は彼自身ではなく、精神科医と家族だったんじゃないかと。じゃないとこの時期にこの行動はありえないと思ったもので。

実は私は小泉ブームにあまりいい印象を持ってなかったんですよね。小泉さん個人の問題ではなく、国民が自分では努力せずにただ白馬の王子様を待っているだけ、のような、依存的な態度がいやでした。

文章からSGURUさんが本当に命がけで音楽をやっていることがよく解りました。芸術って自分を削って血や肉から生み出すものですね。
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コメントありがとうございます。 (SGURU)
2007-09-14 03:22:31
いやぁ、今しがた逗子から帰ってまいりました。
酒の飲めない打ち上げはキツかった。(笑)

後任も誰がやるの?って感じだし、小沢さんもandyさんの仰るとおり心配です。テロ特措法の給油支援も一応自民党の意見は納得はできます。それをむやみに突っぱねるなら、国際社会でどう対応するかを知りたい。

僕は、阿倍さんの「坊ちゃん首相」と細川さんの「殿様首相」がどうしてもダブるんです。阿倍さんが飛行機のタラップで奥さんとわざわざ手を繋いで降りてきたのと細川さんのマフラー姿や「指差し記者会見」。そういうしょうもないとこなんですが、確かにパフォーマンスとしてはカッコいいのかも知れないけれど、言う事もやる事もカッコだけで内容が全く伴ってなかったな・・って。二人とも人間としては悪い人じゃないんだろうけど、勝手にやって勝手に辞めて責任なんて何処吹く風・・ってなとこが。そういう人が首相やっちゃいけないんだと思いますよ。

らくださん、
例えばマイケル・ブレッカーは死を覚悟して病で苦しい中、ラスト・アルバムを作ったわけです。僕も何かを残したいと思ったなら、同じ事をするでしょう。それが使命だと思うだろうし、そうでなくてもやりたい事だから命がけですよ。
阿倍さんには「職を賭して」の前に「命を賭して職を全う」して欲しかったです。
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Unknown (らくだ)
2007-09-14 07:51:54
なるほど~、よくわかりました!
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今日は一日・・ (SGURU)
2007-09-15 03:26:05
総裁選の話で、どの職場でも持ちきりでした。
麻生さんが、福田さんにあっという間に取って代わられたのが皆さん結構衝撃だったようですね。

でも、以前の様に皆が無関心だった頃に比べりゃ、よくなったと思います。TVの街頭インタビューの若者も、結構しっかりした意見持ってるし。政治が最悪で、不景気だと国民がしっかりするのは、家庭で世帯主がダメオヤジで子供がしっかりするのと似てるかも。(笑)
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