(岸壁に造られた大南神社)
前回の阿蘇登山で最近の運動不足を思い知らされ、どこかで訓練登山を
したいと思っていました。
紅葉も見頃の英彦山ならば訓練登山にいいかもしれない。
英彦山スロープカーの中腹の駅花駅で従業員の方から上宮の建て替えの
ために南岳、中岳、北岳の付近は通行止めになっていることを聞き
奉幣殿~玉屋神社~鬼杉~奉幣殿で歩くことにしました。
花駅から400段の長い石段の参道を初めて歩きました。
奉幣殿はモミジが色づき始めていました。
登山道はほとんどが杉木立の中です。
修験者の方々が歩かれただろう石畳も結構残っていました。
杉林に群生するフッキソウ(ツゲ科)
スギの倒木に生えるスギヒラタケ~以前は食べられていたそうですが
毒成分が見つかり今は毒きのこ扱いです。
九州自然歩道の一部です。
原種のサザンカの花の季節です。
岸壁に造られた玉屋神社に着きました。
神社前の可愛いお顔のこれは~肥前狛犬でしょうか?
玉屋神社から道迷いしながら、またロープで急下りしてやっとのことで
鬼杉に着きました。樹齢1200年の風格が漂います。
ここで二人のフランス人旅行者に出会いました。
この後、湯布院に泊まり阿蘇山も登山するそうです。
鎖場を過ぎ、岸壁に造られた大南神社を眺めて歩きます。
下りの踏み跡をたどって歩いたら、またもや玉屋神社に出ました。
どこで道間違いしたんでしょう?
(玉屋神社横の大杉)
奉幣殿に戻り石段を下ったところで見た紅葉
ロープ、鎖場、道迷いのサバイバル登山となりましたが、
倒木に生えるマスタケを見れたのはこの日のご褒美でしょうか?
英彦山上宮の工事は令和7年12月まで続き、その間中岳方面は
通行禁止となりますので、登山される方は確認して行かれてください。
また英彦山まで来る途中の道路は、数年前の大洪水の復旧のため
今も工事が続いています。どんなに大きな災害だったのでしょう!
英彦山登山~山頂部の紅葉は見れなかったのですが、
いい訓練登山になりました。
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