シュスランの咲く森を歩く

朝夕はだいぶ涼しくなってきましたが日中はまだ厳しい残暑です。
そんな一日、シュスランの森を歩いてきました。



こんな素敵な水の流れを何回か渡り～







ヒノキゴケの生える登山道を歩きます。







チヂミザサ（イネ科）は細かい花を付けていますね。
　　








ここはきのこの多い森で、雨が多い昨今はいろいろな種類のきのこが見られます。

これはオニテングタケでしょうか？
傘の大きさが２０㎝ほどの大きなものもありました。



ピンクの可愛いベニタケの仲間



これは枯れ枝に生えたフサヒメホウキタケ








アキノギンリョウソウ（シャクジョウソウ科）もあちこちに生えていました。
　　







アカガシなどの照葉樹の中にブナの大木が何本もあるのを、今回初めて気付きました。（あは～）



それにコハウチワカエデなどの落葉樹も多い～
秋の紅葉の頃にはどんな表情を見せてくれるのでしょうか？









そんな森の中にシュスランは咲いています。



今がちょうど見頃のようです。



こんな集団のや～



大勢のクチパクさんもいました。
　　　







シュスランは葉っぱが繻子（しゅす）のような光沢があり、別名ビロードランと
言われるように葉っぱだけでも美しい！



小さな美しいランでした。
　　






この山に咲いていた花

ヤマホトトギスは花数１～２個の小さな株が多い。
　　　　

ツルニンジンも咲き始めました。
　　





こんな山の環境がシュスランを育んでいるんですね。



蒸し暑い一日のロングコースで、すっかり体力を消耗してしまいましたが、
ひっそりと咲くシュスランに会えた喜びは、消えることはありません。

また来年も会えますように！