昨日は、講演していただく菊地洋一さんについて説明しました。
「よくわかったよ、すごい人がいたんだね、原付バイクで日本をまわっていたなんて、本当に頭が下がるよ。それでも、福島の事故は起こってしまった。口惜しかったろうね、それと、今度また原発事故が起こったら・・・・いやいや、それは今度は我々の責任だよね、本当に、何とかしないとね」
「・・・若い世代の代表の木下愛さんと加勢佳奈さんって、どんな人?」
「う~ん、木下愛さんは、海外協力隊の経験があってマレーシアに2年間行っていて、・・・加勢佳奈さんは山口県立大学の学生ですね」
「・・・ああ、そうだ、フェースブックに愛さんの公開されている文章があるので、転載させてもらいます。あとは、7月6日の講演会会場でぜひ!原発の講演会ですけれど、世代をつなぐ集会にもなりそうですね」
写真は、3・8上関原発を建てさせない全県民集会で、集会宣言を読み上げる木下愛さん
木下 愛さんのフェースブックから(7月1日)
https://www.facebook.com/ai.kinoshita.35?fref=ts
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愛と平和と自由
このところ毎晩のように
人が殺し殺される夢、
血が流れる夢をみます
私は、自分の祖国が平和で自由な国だと誇りをもって生きたい
世界中どこの国でも、どこの人でも、殺し殺される世の中は嫌です
誰にでも愛する家族があって、
朝日に起きて、ごはんを食べて、笑って、泣いて、怒って、また明日を想って眠りにつく、
そんな日々の暮らしがあって、
それが奪われることの悲しみは想像するだに耐えません
「経済」「歴史認識」「政治」「時代の流れ」…
どんな言葉を並べても、誰かの命を奪うことが正当化されるなんてありえない
自分の大切な人の命がそんな言葉の代償に奪われていい人がいますか?
「もっと学ばんといけん」
たしかにその通りやと思います
でもその一方で、
「難しい」「よく分からんから」「あんまり知らん人は意見すべじゃない」…
そういう風潮そのものがこういう事態をつくってきたんやと思う
『子どもにわかる言葉で、子どもが納得できるように説明できんことは真実じゃない』
真実はいつも、どこまでも深くて、どこまでもシンプルだと思います
今日という日、
時の権力の暴走を国民が止めるための憲法が、
私たちひとりひとりのための憲法が、
平和と自由の国をつくるんだと誓った憲法が
閣議決定で葬られた
こんなことが現実になっていくなんて信じられない
こんなに悲しいことはない
小さい頃から何度も何度もよんだ憲法は、
何度よんでも何歳になってよんでも
魂にひびく
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日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
(1946年11月3日公布)
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「時代遅れ」なんて言葉はありえない、
だって“時代” は私たちが創っていくもの
「現実的じゃない」なんて言葉はありえない、
だって憲法はこの国の在るべき姿を、私たちの目指す理想を誓ったもの
私にできることを探して、
私にできることをしよう。
木下 愛
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【菊地洋一講演会】
~原発をつくった私が、原発に反対する理由~
高校生以下 無料
学生 300円
とき:2014年7月6日(日) 開場13時 13時半 開始
ところ:宇部市 シルバーふれあいセンター 2Fホール
当日券 700円 前売り 500円
電話、メールで予約受け付けます。
電話:080-6331-0960
メール:ando-maipenrai★nifty.com ★を@(半角)に変換してください。
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