いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
子どもたちに残すことを願って活動しています

【市民学習会】8/21講師は三原祐介さん。小中進さんのお話。

2015年08月12日 | お知らせ

次回(8/21)の市民学習会のご案内です。

講師は、「上関原発を建てさせない山口県民連絡会」の新事務長:三原祐介さんです。

今年3月まで務められた草地大作さんが転勤のため辞められて、急遽、引きつがれました。

来年の3月の大集会に向け、これからいろいろと大変だと思いますが、頑張って頂きたいと思います。

私たちも協力して、大会を盛り上げたいと思います。


日 時:8月21日第3金曜日の午後7時から

場 所:緑橋教会(宇部市常磐町1丁目1-9)

講 師:「上関原発を建てさせない山口県民連絡会」新事務局長

      三原祐介さん

テーマ:バトンタッチは突然に ~明るく楽しく脱原発を~

皆様のご参加をお待ちしています。


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【小中進さんのお話の概要】


前回の小中進さんのお話は、たいへん興味深いものでした。

33年間、一貫して、あの田布施町で、上関原発計画に反対されて来たことを話されました。

若い頃から、青年団の一員として政治に関心を持たれてきました。

中国電力は、上関原発計画があることを隠して、上関町の人々を島根や伊方などの原発視察旅行に、無料で招待していました。(多い人は約20回)

町議や商工会議所長クラスになると、海外旅行に招待していました。

上関町の漁師さんは多額の保証金(数千万円)を中国電力から貰い、漁師でない人たちもお金を貰っていて、反対できない雰囲気を作っています。

そうやって、中電はお金で町民を買収し、町を分断してきました。


昔の「新自由クラブ」(河野洋平氏代表)に所属されていましたが、新自由クラブの中でも、原発反対には圧力があったそうです。

新自由クラブ山口県幹事長時代に、新自由クラブの車で山口県内のあちこちで街宣活動(上関原発反対の)をした際に、右翼が街宣車で邪魔をしたことが何回もあったそうです。

機動隊が盾を持って小中さんを囲んで守ってくれたものの、守られているのか見張られているのか、判らなかったそうです。

しかし、一度は、機動隊のお蔭で、大きな怪我をしなくて済んだこともあったそうです。

正に、原発反対活動は命がけだということを、身を持って感じられたそうです!

山口県議会議員に一度当選されましたが、2度目の時は、定数が減り、落選されました。

しかし、落選されても諦めずに、7年前から田布施町の事務所前で、ほぼ毎朝、「上関原発反対」の旗を持って辻立ちをされ、今現在2300回以上になり、辻立ちを始めた7月1日には支援者のみなさんが激励に来られたそうです。

3.11以前は関心が薄かったものの、3.11以降は若い人や高齢者からの激励が多いそうです。

『継続は力なり』を実証されています。

この春の山口県議会選挙でも、準備期間の少ない中、立候補をされ、落選されたものの、多くの票を獲得されています。

今、小中さんがこれまでの活動を振り返って思われることは、『厳しい時にこそ、ひるむことなく、一歩一歩丁寧に歩めば、前が開けてくる。』 ということだそうです。

とても印象的な言葉でした。

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(み)





 



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