東京新聞から転載させていただきます。
意見が違うから「両論併記」ならまだしも、火山学の専門家を入れると再稼働がまったくできなくなるから、専門家を排除して、素人ばかりで「原発が運転をしている間は、巨大噴火はありえない」「あっても予知できる」と強弁しています。しかも、ただひとつの論拠であるギリシャの学者の論文は、本人が一般化できるものではないと当惑しています。
事故で高濃度の放射線のなか、火山噴火という非常事態と結合したときにどんな対処ができるのか。
1992年の長崎・雲仙島原の火山噴火のときに、人の力でなにができたのか、観測すらままならなかったことを忘れたのでしょうか。
ごく単純な小規模の、たとえば、桜島のよくある火山灰の降下ですら、電気系統の不具合を招くのです。
国民は、納得していないことを示しましょう。
沈黙は、容認・賛成とみなされます。
原発再稼働の声をあげましょう~!!
鹿児島・天文館公園へ
宇部、山陽小野田からバスで行きます
久しぶりに孫たちが芋掘りにやって来た。
中学1年から小学5年、2年生の孫娘たちにとって毎年の恒例行事だ。
今年も芋が良く出来て、子どもらで収穫の喜びを分かち合うことができた。
それぞれがジジババに感謝の手紙をくれた。それには敬老の優しい心が込められていた。
そんな孫娘たちが可愛くてたまらない。
しかし、東日本の放射能汚染地では芋ほりも楽しめなくなった。孫たちの笑顔を見れなくなった。
ジジババがせっかく丹精込めてつくった野菜も安心して食べられなくなってしまった。
大人たちが「経済発展」こそが生活を豊かにすると信じてつくり出した今の日本、
福島原発大惨事は豊穣の大地と海を、そして大気を汚染し、そこに住む人間や生物に放射能被曝を強いていく。その汚染は地球大に広がり続けている。
今、川内原発再稼動が「経済発展」の美名の下に推し進められようとしている。
もしまた地震や津波、はたまた火山の大噴火による溶岩流や、膨大な火山灰等で不測の事態が起きたら、
可愛い孫娘たちはどうなるのか?
それが絶対に起きないという保障はない。いや、この火山・地震列島ではいつ起きても不思議はない。
もしそのような大災害が起きた時、原発は決して無事ではおれない。そして原発大惨事が起きれば人間はそれをコントロールできないことは福島を見れば分かる。
それは決して夢物語でなく悲惨な現実となる。
川内で起きれば放射能の雲は鹿児島、熊本、宮崎、大分、福岡、佐賀、長崎、そして山口県へと広がってくるだろう。そしてそこは東日本の放射能汚染地帯と同じように被曝させられる。
大好きな孫娘たちはどうなるのか、どこにも逃げ場はない。
そんな事態にならないという保障はどこにもない、もし大事故があったとしても
決して国も電力会社も責任を果たさない。それは福島大惨事が証明している。
そんな原発を「経済成長」の呪文で突き進めようとする安倍首相は下関が選挙区だ。
そんな愚かな人を選んだ下関市民。可愛い孫たちを放射能の脅威から守らなければならない。
みなさん、9月28日、共に川内原発再稼動を止めるために鹿児島の全国集会に結集しましょう。
かけがえのない可愛い子や孫のためにも。