肉眼では見ることのできない光景を追求しています。





Zero 2000  海洋博公園 熱帯ドリームセンター

温室をいくつも通り過ぎて遠見台へ。
高さ36mの塔のてっぺんにたどり着くと、海に夕陽が沈もうとしていました。

その微妙な色合いの空をとどめたくて、閉館時間が迫るなか、急いで針穴カメラを
取り出して手すりに載せます。

なんとか置ける、という不安定な状態のうえに、中に入っているフィルムは
水族館対応でISO800。

露光時間は短いわ、落っことしそうでシャッターから思い切りよく手を離せないわで、
左下に自分の指がぼーっと写っているのでした。

でも焦る気持ちも含めて、そのときの状況を鮮明に思い出すことができるのも、
針穴写真だからかなあ、と負け惜しみをこめつつ思っています。



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