9月も半ばを迎え、ようやく猛暑も一段落し
日中の日差しはまだまだキツイが、朝夕はずいぶん涼しくなり
少しずつ秋の気配が感じられるようになってきた。
山庭では秋の虫の鳴き声とともに萩の花が咲き始めた。
バラも再び花を咲かせ始めた。
その一方で、まだ聞こえるセミの声ととともに
猛暑の中で咲き続けたメドウセージや
カクトラノオ
ペチュニアなどの夏の花たちが
「もうダメ…そろそろ限界!」とつぶやきながら(笑)
名残惜しそうに限りある命の花を咲かせている。
まるで最後の力を振り絞って
夏の終わりを告げようとしているかのように…。
彼らには心から「お疲れさま!」と、声をかけてやりたい。
そして、ムクゲや
サルスベリ
オクラの花たちは、今なお元気一杯に咲き続けている。
「あともう少し…がんばる!」らしい。(笑)
こうして山庭の季節の変化を感じながら歩いていると…
驚いたことに、ふと見るとスモモの木に
何と…季節はずれの花が咲いているではないか!
これには正直ビックリ仰天だが
これも地球温暖化による異常気象のせいだろうか…?
それとも、スモモの単なる勘違い?(笑)
ま、昨今の自然は何があってもおかしくない時代ではあるが…。
そうそう、おかしくないと言えば…この子
ノラにゃんは少しおかしいことになってしまった。
「エッ!ボクのどこがおかしいんですか?」
だって…ホラ、オジサンがご飯をあげる時
以前よりメッチャ警戒するよね!
そして、オバサンがカメラを向けていると
いつまでも警戒してご飯にも近づかなくなったよね!
「そうかなあ…それは、気のせいですよ」
「ホラ!この通り…オバサンがいても平気でしょ!」
そうかなあ~、気のせいかなあ…。
でも、この前はオバサンが近づいて行くと
一目散にタ~ッと階段下まで逃げて行ったじゃない?
「へっ?そうだったかなあ~」 覚えてないの?
「ボクは記憶にありましぇ~ん!」(笑)
やれやれ、トボケちゃって…もう!
とにかく、あの事件があってからというもの
ノラにゃんとの距離が以前よりも遠くなってしまった気がする。
相変わらず毎朝夕、やっては来るが
ご飯を食べるとすぐにどこかへ帰って行ってしまうのだ。
以前は食べた後もテラスで寛いでいたのに…。
でも、何があってもおかしくない時代だから
ノラとのこの関係も全然おかしくなくて
それほど気にしなくてもいいのかもね!(笑)