この週末は雲一つない青空が広がり
30℃を超える暑さとガンガン照り付ける日差しの中で
山庭のガーデニング作業に汗を流した。
急傾斜の山庭は上り下りするだけでハアハアと息が上がり
否が応でも年齢による体力の衰えを感じる。
そんな中、楽しみは度々とるようにしている休憩時間だ。
ガーデンの至るところに置いているベンチや
ガーデンテーブルの椅子に腰を下ろし
周りの木々や草花を見ながら
冷たい飲み物でホッと一息つくのが至福の喜びなのだ。
そのために頑張っていると言っても良い。(笑)
この日はスモークツリーの下のガーデンセットで休憩をした。
上を見上げると青い空にスモークツリーの
煙のようなフワフワとしたピンク色の花がキレイだ。
太陽の光を通して緑色の葉っぱも
満開を迎えた花穂もいい感じに透けて見える。
抜けるような青空にピンク色の花穂…
我が山庭のシンボルツリーが
1年のうちで最も美しく輝く素晴らしい光景だ。
この日は日曜日。
ノラにゃんこが1週間ぶりに姿を見せた翌日。
朝から来るかと思ったが…来なかったので
心配な気持ちを庭仕事で紛らわせながら待つことにした。
すると昼過ぎ、ひょっこり姿を現わしたノラにゃんこ。
「ノラくん、来たんかぁ~。よう来たなぁ~」とオジサン。
あれっ!目の下に何かついてる…。またマダニ…?
ノラはまず大好きな牛乳をもらって
「やっぱりこれが一番です!」と
あっという間に美味しそうに飲み干して…
次は猫まんまに勢いよく食らいついた。
ノラくん、今日も凄い食欲だね!
「ガツガツ食べると、カッコ悪いですか…?」
そ、そんなことないけどね…。
「そうか…もっとお上品に食べないとダメかぁ~」
誰もそんなこと言ってないよ。(笑)
「じゃあ、こうやって…お上品に…」
「これでどうですか?ボク、カッコ良くなりましたか?」
あんまり、変わらないと思うけど…。
「だったら、やっぱりガツガツ食べることにします!」
うん、それが良いと思うよ!
それより…耳の横にも黒い丸い物が…マダニじゃない?
「さあてと…牛乳と猫まんまの次は…」
「ボクが2番目に大好きな竹輪だ!」
「あれっ!今日はお姉ちゃんがくれたんですか…」
そうだよ!
「お姉ちゃんは滅多に居ないのに…暇なのかなぁ~」
「それとも、ボクのことが好きなのかなぁ~」
そう、お姉ちゃんもノラくんのこと、大好きだよ!
「やっぱりそうか!ボク、猫好きな人はわかるんです!」
「そうか…お姉ちゃんもボクのこと好きなのか…」
「オバサンもボクのこと、好きでしょ?」
もちろんだよ!よくわかるね。
「だって、オバサンはボクの写真ばかり撮ってますから…」
気づいてたんだぁ~、 写真撮られるのイヤ?
「そんな…別に、イヤじゃないけど…」
だったら、いいじゃない?
「ボクのカッコ悪いところを撮られると…ちょっと…」
「あっ!もしかして、オバサン!ボクの写真を…」
ボクの写真を…何?
「おもしろ可笑しく、ブログに載せたりしてないでしょうね!」
ドキッ!(笑)
「でもまぁ、いいや。ボクには関係ないし…」
そう言いながら、ノラにゃんこはベンチの下で眠ってしまった。
それにしても…気になるのはマダニらしきもの。
目の下や耳の横、他にも結構ついている。
本人は全く気にしてないようだけど
さて、このまま放っておいてもいいのだろうか…。
ケガが治ってきたと思ったら今度はマダニだ。
ノラにゃんこの更なる危機は続く…。