11月も半ばを迎えて、毎年心待ちにしている
皇帝ダリアの一番花がついに開花した。
朝見た時にはまだ半開きの状態だったが
午後には全ての花びらが揃って咲いていた。
青い空に映える淡いピンク色の皇帝ダリアの花。
毎年、この風景を楽しみにしているのだが
見ると、手前の小さい方の皇帝ダリアにも
何と、一番花が咲いているではないか。
このチビの方の皇帝ダリアでも地面から5m
古株の背高のっぽの方の皇帝ダリアは
おそらく高さ7~8m以上はあるだろうか…。
いやはや全く、よくもこれだけ大きく育ったものだ。
よっぽど、この山庭の環境が合ってるのだろう。
蕾もたくさんついているので
天候にさえ恵まれれば、これから年末にかけて
次々と美しい花を咲かせてくれるはず…。
ただ、季節外れの寒波や霜に遭うとせっかくの花や蕾が
台無しになってしまうので、それだけが心配だ。
「ホントに…皇帝ダリアは凄いです!」
おや、ノラくんもそう思う?
「ハイ、ボクもここで皇帝ダリアを見てましたから…」
あれ?ノラくんは花より団子…じゃなかったっけ?
「ボク、そんなこと言いましたっけ?」
またまた…とぼけちゃって…(笑)
それにしても、ノラくんも皇帝ダリアと同じように
ずいぶん大きくなったよね!ブクブクと…。
「ブクブクだなんて…失礼じゃないですか!」
ゴメンゴメン、ブクブクじゃなく、ふっくら…とね。
「ボクは寒い冬に備えて、栄養をつけてるんです!」
あ、そう。でも太り過ぎは体に良くないよ。
「だって、オジサンがいっぱ~いご飯をくれるから…」
「あ、オジサンだ!」
「オジサ~ン、ご飯まだですかぁ~」
やっぱり、花より団子だね…催促してる。(笑)
「催促なんかしてません!お行儀よく待ってるんです。」
はいはい。
「わ~い、ご飯だ、ご飯だ!」
ほら、やっぱり…大きなお腹が床についてるよ!(笑)
「そんなにボク、ブクブクしてますか?」
うん、かなりブクブクしてるよ!
「そうか、そんなにか…。」
「だったら、今日はこのへんにしておきます。」
あれ、全部食べずに残すんだぁ~。
「だって、オバサンが、太り過ぎは良くないって…」
そう、体のこと考えて…偉いね、ノラくん。
食後にテラスで寛ぐノラにゃんこの後ろ姿。
マジで丸々と太っている。
明らかに肥満ネコまっしぐらだ。(笑)
これはやっぱりダイエットが必要かも知れない。
だとすると…優しいオジサンに
ご飯の量を少し減らしてもらうしかなさそうだ。