高尾典江のひとこと日記

Brasilian music&original
〜音が溢れる毎日になりますように

呼吸

2007年04月07日 03時27分09秒 | Weblog
先週、初めて「ヨガ」を体験した。
ずっとずっと興味はあったのだけれど、なかなか”えいっ”って重い腰があがらなくて。だって「ヨガ」っていうと、どんなTVの紹介を見てもムチャクチャ細~~~~~くて、きれ~~~~~な女性のインストラクターさんが、すっごいあり得ない!?!みたいなポーズをとっているのを見たら・・・

『ムリ・無理・むり』
の二文字が湧いて出てきてしまう。

そこで、手術の日取りが決まった次の日、
『手術したからしばらくは運動無理だし、続かなくても仕方ないよね~』っていう言い訳を先に頭に浮かべて初めて「ヨガ」を体験に行ったのだ。

なんともいえない空気が漂う教室の中。
薄暗い明りで瞑想をする人。ストレッチをしてる人・・・。
『あぁ・・・あんなにべったり床とくっついてる・・・』
ちょっと真似して・・。でも自分の硬さが露見。ここまでとは・・。

インストラクターの先生が入ってきて、始まった。
ゆっくりと呼吸法から。
初めてだけれど、腹式呼吸はわかるので良かった。

しばらくするとなんだかずとーーーーんと体の中に空気の芯があるような気がしてきて、でも体の硬さで思うようにスムーズに動けず、集中がすぐ途切れる。
でも、無理をせず、硬いなりに身を任せてみるととても気持ちいい。
人間って「呼吸」してるんだなぁ、って。きっと木とか花も呼吸してるんだろうなぁ、、って。1時間があっという間に過ぎ、終わった時には少し汗ばんでいた。

体の中の空気の芯。

これはとっても素敵な発見でした。
今日、歌ってて改めて再確認。
「呼吸」って歌うこと以外で普段の生活では全然意識しないけど、酸素が体の隅々までいきわたるのって、呼吸しないとだめなんですよね。呼吸しないと血が流れていかないんですよね。生きているのは呼吸してるからなんですよね。
なんか当たり前すぎてるけど、呼吸って大事なんですね。すごい!!

じっと運動を我慢して・・って言っても普段それほどの運動をしているわけじゃないけど、ちょっとの動作のときに『痛いっ』とかなるし、「動いちゃいけない」って言われていると思うとなんだか妙に窮屈。
今は体を動かしたくてむずむずしている私。治ったらもう一度「ヨガ」体験してみたいなって思う今日の私でした。

コメント (3)
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