日記というのは毎日その日のうちに書くものや。五日も前のことをきょうになって思い出して書けるわけがない。けど、忘れることのできないできごともある。10月31日深夜、ぼくより7歳上の作家・藤本義一さんの死去。
1970年代の大阪を沸かせた黒田府政のサポーターのお一人だった。イレブンPMの司会者だったこともあるがそれ以上にぼくの印象に強いのは大阪の文化芸能の振興に力を注がれたことや。漫才のヤス・キヨコンビや歌手のニイヌマケンジさんたち当代第一線の人たちの文化祭をプロモートされたことがある。日常会話で「あなた顔色よくないですね」などとけっして言ってはいけない、人を思いやる言葉をサゼッションされたナイーブな人だった。直木賞受賞作の「鬼の詩」は、上方芸人のすさまじい芸への執念を描写した。
けさはいつも通り、約300コのポット苗の水やりから。いまのところ全部元気。B花壇の菜の花とヘリオフィラにも水やり。パンジーの花がらを摘む。
お昼は、釜揚げうどんの生姜、刻みネギ、白ゴマの漬け汁であったまる。午後、千里南公園へ散策。偶然元H市会議員の奥さんに逢う。「東京都議会選挙はいつですか」。「12月でっしゃろ」。「いつですか」「…?」。関心があるらしい。日本の首都の選挙だから関心をもつべきなのだろうが愚老は情けないかなアウトサイダー。
これからの日本はどないなんねん?「ゼンタ~イ右」を向いているのは確かだがまだ、秋は一色には染まらない。
伝説の小島の上の片紅葉 愚老
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ノーやん
fm
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