雨。2018年5月連休が終わる。古代に思いを馳せてよく動いた。順に小括する。5月4日。娘のガイドで若葉薫る信楽山中のミホミュージアムに「猿楽の面」特別展を見た(写真上)。猿楽とは能楽の古称。大和・近江と白山の周辺から集めた猿楽の面372点。面はメンと呼ばずオモテといい、付けるとは言わず着るというそうな。顔を上げ下げするだけで表情の変化が生じる不思議な面。面白かった。エジプト、西アジア、中央アジア、中国など世界の古代文明に触れる常設展もすごかった。入場料大人1100円。山中雨が降り出したのでバスで石山まで戻り、琵琶湖のなぎさ公園を散策した(写真下)。ブラックバス釣りと女子学生のボート練習風景を見た。近江大橋と比良山の雄大な景色が瞼に焼き付いた。 山笑ふ面を着るや三番叟 昇龍子 声弾ませボートを担ぐ女子学生 同