紫式部から菅原道真、芭蕉、蕪村に到るまで「白詩」愛読のようすを例示しつつ、日本に伝えられなかった、政府批判、反戦平和の詩人だった白氏に哲氏は光をあてる。現在の日本の風潮に照らし今日的意義をもつ書だと思う。「折臂翁 戒邊功也」の詩など。なんど読み返してもリアルで徴兵忌避・非戦の思いが胸をうつ。昼は、きのうの寄せ揚げを半分残していたので天ぷら讃岐うどん。ネギたっぷりと。
午後、南千里の梅林をのぞく。椋鳥が四五羽歩いているだけで人気なし。梅見にはまだ早い。スーパーへ寄ってパンと牛乳、安焼酎を買って帰る。わがまち生まれの手塚治虫さん作「七色いんこ」を読みはじめる。世界と日本の演劇を題材に描いている。第一話は「ハムレット」。演劇の主役代役に現れた宝石泥棒の七色いんこと鳥アレルギー症の女千里刑事が丁々発止する漫画。おもろい。つぎは「どん底」。引き込まれそう。
愚老は反戦の句をまだひとつも作ったことがない。いずれの日か挑戦してみたい。杜甫や李白、白居易のようにリアリズムで。写真=上下とも千里南公園の梅林。
紅白の梅林歩く椋鳥四五羽 昇龍子
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ノーやん
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