ノーやん日記パート2

漣の川底還る春星忌

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 晴れ。「蕪村全集」五の書簡は、あすが中之島図書館への返本日なので午前斜め読みして終わる。安永9年(1780)代は、高弟几董と蕪村の間の手紙のやり取りが活発だったようだ。写真は妖怪話の画賛。

 そのなかで安永9年7月25日 春夜(几董)宛手紙に
 ぼたんちりてうち重なりぬ二三片 蕪村
の句が目に留まる。
 この句の脇に
 卯月廿日の有明の月 几董
があり、蕪村は几董の脇句を絶賛する。

 昼は、ぺペロンチーノ・パスタ。茹でタマゴとシメジ、ケチャップを加え、出来栄えを自画自賛する。午後、中之島へ「蕪村全集」四・五巻を返却。六巻絵画・遺墨、七巻編著・追善を借りる。
               群れに生く水鳥幾千幾万羽 昇竜子
               漣の川底還る春星忌     同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}燕の大群はありそうですがカモメはオーバーかも。
fm
「群れに生く水鳥幾千幾万羽」

凄い光景です。本当に大阪にありますの?

安売り店でケチャップを仕入れたので「絶望のパスタ」が増えそう。参考にさせていただきます。
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