初蝉の樹のゆふばえのこまやかに/二三点雨の乾かぬセルの肩/春の昼遠松風のきこえけり/春の夜の檸檬に触るる鼻のさき/春の月ふけしともなくかがやけり/春の灯や女は持たぬのどぼとけ/ものの種にぎればいのちひしめける/満月の照りまさりつつ花の上/星屑や鬱然として夜の新樹…わんさとつづく。
「ミヤコホテル」の連作10句のことやホトトギスの同人を除籍されたこと新興俳句の活動を特高に睨まれ俳句の世界から姿を消したことなども興味深い話。俳句上達の道は自分がいいと思った句を暗誦することだという。ノータリンの愚老がもっとも不得手とすることやないか。いまさらでけん話。うぇ~ん…。(写真は花づくりの勉強どころ花と緑の相談所の玄関を飾る初夏の花々)
能なしの爺が鳴くよ若葉雨 龍尾
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ノーやん
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