ノーやん日記パート2

団地のあちこちにホオジロ

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 晴れ。風あり寒い。「風がきついですね」「ほんと」。坂を登れず降りて自転車を押す。きょうは、東町(写真上)、北町、桃山台の団地でホオジロと出くわした。がさがさっと音を立てて逃げ去った。単独行動。「一筆啓上」仕ってほしかった。東京やなぎ句会の「句宴四十年」と小森陽一著「子規と漱石」を読み終わったので吹田の千里図書館へ返却。岡井隆著「正岡子規」と田辺聖子はんの「古川柳おちぼひろい」を借りる。

 きのうは子規の闘病生活のリアルな情景描写が自己表現できるのか、疑問を抱いたと書いたが、子規には口述筆記者がいたことが分かり少し疑問が解けた。闘病中も新聞「日本」の記者の身分のままで月給取りだったから、自由人ではなかったのだろう。執筆は家計を支える仕事という意識が強かったに違いない。大江健三郎氏の子規の随筆批評を見ても、単に私事を綴ったのでなく読者を意識して書いたものであることが理解できた。歌人・岡井氏の「正岡子規」論もその延長線にある。

 南千里の図書館の帰り、駅前スーパーでカサブランカの苗を一株150円で売っていた。手が出そうになったがやめた。広島焼き200円の張り紙を見て買った。カキはひとつもないただ焼きそばを包んだだけのお好み焼きだった。しもた。
          遠近の団地を鳴かぬ頬白よ 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}イッピチケイジョウツカマツリソウロウという囀り方、いまだ聞いたことがないて一遍聞きたいです。
fm
「遠近の団地を鳴かぬ頬白よ」

何時頃大声を出し始めるのでしょうか。
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