きのうは子規の闘病生活のリアルな情景描写が自己表現できるのか、疑問を抱いたと書いたが、子規には口述筆記者がいたことが分かり少し疑問が解けた。闘病中も新聞「日本」の記者の身分のままで月給取りだったから、自由人ではなかったのだろう。執筆は家計を支える仕事という意識が強かったに違いない。大江健三郎氏の子規の随筆批評を見ても、単に私事を綴ったのでなく読者を意識して書いたものであることが理解できた。歌人・岡井氏の「正岡子規」論もその延長線にある。
南千里の図書館の帰り、駅前スーパーでカサブランカの苗を一株150円で売っていた。手が出そうになったがやめた。広島焼き200円の張り紙を見て買った。カキはひとつもないただ焼きそばを包んだだけのお好み焼きだった。しもた。
遠近の団地を鳴かぬ頬白よ 昇龍子
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ノーやん

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