ノーやん日記パート2

弥生尽

 きょうは30日、四月尽。朝から花壇の花がらつみをする。パンジ・ビオラーは盛りをすぎた。花に衰えが見える。ハサミでは間尺に合わない。花茎の根元を手繰り寄せ指先でちぎる。アブラムシが手指にべとつく。ことしはじめての散水をした。オルトランも必要だ。ポピーのこぼれだねが育って咲き出した。選手交代どきである。
 四月二十日にセルトレイで育苗をはじめた夏・秋用の種は大方発芽したが、ペチュニアとアゲラータムは発芽していない。ともに好光性種子である。小さな種を一粒ひとつぶ爪楊枝でトレイに入れたのだが土に埋めたらだめなのだ。失敗した。2トレイ分別途種まきの対策がいる。けさも居住者から「こんどはどんな花ですか」と尋ねられた。期待がかけられている。
 花とみどりの相談所の花壇管理にでかける。ロータリー花壇のパンジーは、遠目にはきれいだが、分け入って観察するとなかはぐちゃぐちゃだ。もう花がらつみの気力もでない。それでも「よしっ」と気合を入れて2メートル四方ほどを花がらつみしはじめたが、たちまち花がらをつむ左手首と手のひらはアブラムシでべとべと。そのうえジャンパーの袖口をいっぱい這い上がってくるではないか。たまらず作業中断。オルトラン粉末を5ℓ溶液にし噴霧器で散布した。4人の当番者で、相談所の宿根草花壇やハーブ園を見て回り、コーンサラダというハーブをわけてもらった。花の方は「もう終わりやなあ」。なんとなく物悲しく春の終わりを感じた1日だった。
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 色も香もうしろ姿や弥生尽 蕪村
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