ノーやん日記パート2

台風18号接近と源氏物語

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 朝から雨。台風情報に目が離せない。あすは甥っ子の結婚式で妻が九州へ行く。切符はすでに購入済み。状況によっては新幹線の運休もある。きょうは外出を控え台風18号を睨みつつ高橋和夫さんの「日本文学と気象」をつまみ読みする。

 久米庸孝という気象学者が「源氏物語台風考」という随筆(昭和43年)で、「源氏物語」六条院の四季の場面が現実の一年をそのまま取り入れたものではないか、と歴史的に明らかにしたという。なかでも「野分、れいの年よりもおどろおどろしく空のいろかはりて吹きいづ」にはじまる「源氏物語」の大風表現が長保5年(1003年)8月(旧暦)の気象と合致するという。それと同じ天候経過を辿ったのが1961年(昭和36)で、9月16日には台風18号(第二室戸台風)が大阪を襲ったという。おどろおどろしい話。お昼はパスタ。トマトたっぷりのナポリタン。

 きのう曽根の豊島公園花壇で撮った百日草をアップする。写真上の百日草は、昔は唐人草いうた。裏庭で育て仏さんの花にしたなあ。夏の花だが秋まで長く咲く。英名ジニア。下の花も同じ百日草。こちらは背丈が低く株が広がる種類。日持ちがいいので夏秋の花壇づくりには重宝する。キク科。
雨風にしなやかなりや百日草 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
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{%トホホwebry%}しょむないことばかり綴って申し訳ないです。
fm
「雨風にしなやかなりや百日草」

台風の新聞記事から源氏物語に思いをはせる士大夫さん何事も風流ですな。
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