ノーやん日記パート2

2018成人の日に思うこと

画像
画像
 曇りのち雨。きょうは成人の日。例年、1月15日と記憶していたが2000年からは、アメリカの休日統一法にならって第二月曜日に変えたらしい。昔は1月15日といえば、元服の日と定まっていたのになあ。ま、その話は横に置く。ことし4月1日、20歳になる新成人は123万人という。段々若い衆が減っていく日本。昔は選挙権がもらえ酒も飲めるのが成人。大人になる齢。いまはどいう齢かなあ。選挙権は18歳からになったけど。

 日清、日露、日中、日米戦争をもういちど、てなこと考える若い衆は近頃見かけないぞなもし。日清戦争従軍記者だった正岡升(ノボル)さん。戦争なんぞ21世紀の日本人はもういやになっていると思いますよ。妻の手が薬をプラから出すこともできん状態なので家事一切きょうも愚老。手のすく時間に子規の「仰臥漫録」を読んだり、FBを覗いたり。昼はわが輩うどん、妻に蕎麦。

 FBに、ある漫才師(有名なコンビらしいが。TVを見ないのでお名前を失念した。)が演じた政治風刺的漫才に大きな反響という投稿があった。その漫才を紹介したFTV局のキャスターが演者にインタビューしている。それを見て驚いた。原発・熊本地震・沖縄基地負担などシニカルな早口漫才。「おお、まじめにやってるな」とぼくはほほ笑んで見たが、キャスターらはそいう政治風刺の放映は驚きらしい。日本は、アメリカにもフランスにもない変な権力への「忖度」というか「自粛(萎縮)」というか。そのような空気がTV界に蔓延していて政治風刺の演芸などご法度らしい。脱TV・大新聞の愚老は異様な日本を感じた。さて新成人の澄んだ眼はどうかな。ぼくが20歳に考えたことは、働く者の権利のことだった。

 「仰臥漫録」のことはあした書こう。きょうはパス。齢食うとなんでか分からんけど、若い衆のことが気になるね。成人諸君、わしらの真似はするなよ。これだけは言うとこ。写真上=千里東町の青竹、下=千里津雲台の水仙。
          成人の日に年よりぶつくさと 昇龍子

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%トホホwebry%}そういう日本をつくってきたのか。われわれは。と思うとじぐじたる思いもします。
fm
長いもんもの巻かれろの日本人は自分より弱い者はいじめる。全世界を席巻するイジメの精神、卑屈な精神。嫌ですね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事