ノーやん日記パート2

「食は大阪にあり」はほんとうか

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 晴れのち曇り。けは零下1度。この冬一番の寒さだった。青森でりんごの無農薬栽培を成功させた木村秋則さんの物語「奇跡のリンゴ」を読み終わる。山の自然から学んで土づくりにチャレンジしたという葛藤の記録なのだがいろいろ考えさせられた。木の根っこに目を向けてその土壌を研究したというところがスゴイ。ぼくは植物生態観察同好会のメンバーだが、生活をかけた人のいのちがけの探究とは雲泥の差がある。感動して2度3度落涙した。

 小粒ながら無農薬でできた甘い林檎をまず、大阪で売ろうと駅留めでリンゴの箱を送り付けたという話に驚いた。「食は大阪にあり」というのでそうしたという。たしかにむかし、料理人は浪速に出て修業し板前さんになったという話は歌にもなっている。ぼくの若いころは評判の店があちこちにあって電車賃を惜しまず出かけたもんや。道頓堀の鰻屋など学生には手の出ない店だったが叔父さんに連れて行ってもらったことを思い出す。しかし今は昔話。どこもかしこもコマーシャリズムで賑わっているのが実際やろ。味と値段で勝負している穴場もあるにはあるが数少なくなった。

 大阪城公園でりんごの直売をやったがさっぱりだったという。そうでしょう。評判を取れば大阪人は飛びつくけど用心深いよ。もっとも近頃は維新政治に飛びつくようなおっちょこちょいなとこもあるけどね。

 娘の勤めているコンビニで売れ残った柿の葉寿司をもらう。今晩の飯替わり。スーパーは買い物客が増えている。カズノコ250G980円、鶏肉100G55円、卵10個155円買って帰る。さて正月はなにをつくるかな。写真は上下とも桃山公園
               鯖鮨や竹皮解く締め具合 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}きょう娘から貰った鯖寿司はかなり上等なものでした。一本2千数百円もするトロ鯖寿司です。旨いというのは表現のしようがむつかしいですね。
fm
「鯖鮨や竹皮解く締め具合」

旨そうですな。食は大阪ですか。評判だけでもよろしいがな。
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