昼、岡町図書館へ寄って各紙を読む。大阪市の新年度予算案「保育ママ」制度を大きく報じている。保育所とはことなるこの制度、どれだけ役立つものか分からない。文化関係予算は大ナタ。いよいよ大阪は文化見殺しの行政に転落する。ゆゆしき事態だぞ。
午後、生態観察同好会の「冬芽」観察に出る。きょうは「冬芽」(とうが)より落葉した葉痕(ようこん)観察に関心が集まった。というのは「葉痕」は人や動物の顔に見えるものがたまに見つかるから面白い。「葉痕」は樹の枝に残された落葉の痕のこと。たいがいの木は冬芽のすぐ下に葉痕がある。葉痕は葉に養分や水分を送る維管束の痕なのだが、それが二つ三つあると、人や動物の顔のように見えるものがある。豊島公園内を探し歩いた。１２の樹木の葉痕と冬芽をデジカメに撮り、パソコンにアップしてみんなで見た。新年度の活動についても話し合う。不思議の世界にのめり込みそうや。(写真上=花とみどりの相談所内蝋梅、同下=同白梅)
葉痕のふしぎを抱く冬芽あり 愚老
