ノーやん日記パート2

梅の香や…

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 曇りのち晴れ。風が冷たい。午前中、長谷川櫂さんの「一億人の季語入門」を読む。俳句の切れと取り合わせを学ぶ。芭蕉句に/ほととぎす/大竹藪に漏る月夜/がある。京・嵯峨野での句。「ほととぎす」と「大竹藪に漏る月夜」を取り合わせた。前後に切れを入れ間をとっている。
この二つは聴覚に訴える語と視覚に訴える語で次元が違う。その故に、嵯峨野の幽邃な時間と空間を取り込むことができた、という解説。なるほどなあ。感心するがすぐ忘れるよ。

 それは、それとして、きのう夕方、大阪府のパワハラ中原徹教育長が辞意を表明したというニュースがTVに流れた。NHKだが、そのニュースで、大阪市の“無理を通す”市長さんが“やめることないよ”とコメントしていた。任命権者の府知事のコメントはなかった。関係者や市民の声もひとつもなかった。驚いたのなんの。なんぼ仲良し“トオルちゃん”だったとしても、大阪府の教育にかかわる人事に嘴入れたらあかんがな。それを流すNHKもNHKや。すぐに抗議の電話をした。すでに大阪はワンマン市長の出現でわやくちゃになりつつあるのではないか。ぞっとした。しかし、府教委は全員一致、辞任に同意したというし府内の41市町村教育長が陰山英男教育委員長に「毅然とした対応」を要望したそや。府知事の態度はトオルちゃん次第なのかねえ。正常化に望みを託してはいるが危なっかしいね。

 それはそれとして、お昼のぺペロンチーノ。しだいにうまくなってきた。ニンニク一片とタカノツメひとつのワザ。失敗なしのぺペロンチーノとかレシピ情報はたくさんあるが、火加減がポイントのように思えてきた。弱火でとろとろのソースをどうつくるかや。ケチャップやウスターソースを添加するのもよいと思う。茹で湯はお玉8分目くらいで入れ過ぎないこと。塩は使わず、鶏ガラスープの素を少量使う。うまくできた情報はぜひ知りたい。

 満腹して午後、南千里の梅林に向かう。おっ!きたきた。フワ~ン。流れ来る梅花の香り。峠を過ぎて散る梅の花。ベビーカーの3人組ママさんが通る。梅花には目もくれず。乗っている幼児はもちろん梅の香は知るわけもない。けどこれから歳を重ねるにつれ、幼児たちは菅原道真公のように梅の花をいとおしく思うこころをもつ子に育つに違いない。わが輩は、このとしになって考えるようになった。
                 梅の香を嗅ぐやすやすやバギーの児 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}成功談ぜひきかせてください。鷹の爪のタネは何粒くらい残しますか?ぼくは、1~2粒は残っていたほうがいいと思うようになりました。
fm
「梅の香を嗅ぐやすやすや車の児」

坊やがすくすく育つと良いですね。

今日もペペロンティーネを作りました。人様には出せない味。まだまだ「絶望のパスタ」かもしれませんが、インスタント・ラーメンより好きです。
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