ノーやん日記パート2

弥生3月や

 曇りのち小雨。きょうから弥生三月。何となく心うきうきする。成川武夫さんの「芭蕉とユーモア」―第7章「『軽み』の新風とその行方」を読む。談林風から芭蕉が独自の蕉風を築き俳風を刷新し続けたことはよく知られている。「不易流行」の具体化として晩年模索した「軽み」の俳諧を分析する。木のもとに汁も膾も桜かな/鶯や餅に糞する縁の先/塩鯛の歯ぐきも寒し魚の店…。庶民生活を軽いタッチで描く平明な俳風のユーモアを説く。浪花入りした旅中の句も解読する。お昼は軽~くキムチ蕎麦。

 午後、長谷川櫂さんの「一億人の『切れ』入門」を読む。俳句入門三部作「定型」「季語」につづく「切れ」。知っているようで知らないそもそも論を学ぶ。外の空気を吸おうと出たらパラパラし出したので引き返しまた読み続ける。今夜は管理組合の会合や。雨が降ったりやんだりしながら花は開花の速度を速めてゆく。明日の日曜日はどっと人が繰り出すやろな。
             猫の足のそり茶を飲む梅見かな 龍尾
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コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}ありがとうございます。しばらくは観梅を楽しめます。
fm
今日は暖かですが、陰鬱な空模様でした。この天気も俳人龍尾さんからすれば風情があるのでしょうね。それにしても見事な梅ですね。
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