ノーやん日記パート2

クリスマスと蕪村忌

画像
画像
 曇りのち晴れ。明け方しぐれる。きょうはキリスト降誕のクリスマス。日本は与謝蕪村の忌日。朝、Rマンションのクリスマスツリーを撮る(写真上)。図書館から借りた「蕪村全集」①②⑨巻と手持ちの蕪村本を並べて撮る(写真下)。8年前「蕪村」本を読んだときの大学ノートへの「覚え書き」を読みかえす。

 ☆蕪村本103件、芭蕉本656件、一茶本150件(08ヤフーブックスによる)。画俳両道に稀な才能を発揮した俳人だが、一茶より出版された本数は少ない。しかし、芭蕉・蕪村と並び称せられることが多い。漢詩を得意とし一茶と対極のインテリ風俳人といえる。芥川龍之介は「技巧的」「単なる印象派」「人生観がない」と評するが萩原朔太郎は、「近代詩」の先駆と評価した。田辺聖子は「王朝ロマンへ乙女チックな夢想」の作品に注目する。

 ☆芭蕉を「兄」と慕い、京・洛東の金福寺に芭蕉庵再興を企て68歳でこの寺に骨を埋めた。「我も死して碑に辺せむ枯尾花」
 兄 梅が香にのつと日の出る山路哉 翁/弟 梅が香に夕暮早き梺哉 村
 あら何ともなやきのふは過てふくと汁 翁/ふく汁の我活キて居る寝覚哉 村 

 夕方町内のケーキ屋さんへ注文したクリスマスケーキを受け取りにでる。大学ノートのメモを読みながら、来年が蕪村生誕300年にあたることに気づく。年末年始は「蕪村全集」にひたろうか。夜は家族でエキスポシティへラーメンを食べに行く。グッナイト。
               亡母への慕情は同じ蕪村の忌 昇竜子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}ぼくは、「技巧的な」蕪村よりどちらかというと人間臭い一茶に「傾倒」しています。しかし、画俳両道の蕪村にあこがれています。
fm
「亡母への慕情は同じ蕪村の忌」

蕪村へ傾倒の念が感じられます。

外国のチャイナ・タウンで見かけ記憶した唯一の中国語「快楽降誕節!」
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事