☆蕪村本103件、芭蕉本656件、一茶本150件(08ヤフーブックスによる)。画俳両道に稀な才能を発揮した俳人だが、一茶より出版された本数は少ない。しかし、芭蕉・蕪村と並び称せられることが多い。漢詩を得意とし一茶と対極のインテリ風俳人といえる。芥川龍之介は「技巧的」「単なる印象派」「人生観がない」と評するが萩原朔太郎は、「近代詩」の先駆と評価した。田辺聖子は「王朝ロマンへ乙女チックな夢想」の作品に注目する。
☆芭蕉を「兄」と慕い、京・洛東の金福寺に芭蕉庵再興を企て68歳でこの寺に骨を埋めた。「我も死して碑に辺せむ枯尾花」
兄 梅が香にのつと日の出る山路哉 翁/弟 梅が香に夕暮早き梺哉 村
あら何ともなやきのふは過てふくと汁 翁/ふく汁の我活キて居る寝覚哉 村
夕方町内のケーキ屋さんへ注文したクリスマスケーキを受け取りにでる。大学ノートのメモを読みながら、来年が蕪村生誕300年にあたることに気づく。年末年始は「蕪村全集」にひたろうか。夜は家族でエキスポシティへラーメンを食べに行く。グッナイト。
亡母への慕情は同じ蕪村の忌 昇竜子
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ノーやん
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