ノーやん日記パート2

立夏の雨

 曇りのち弱雨。きょうは立夏。きょうから夏やでぇ。青葉が繁りまちに鯉幟がはためく。山に皐月や躑躅が染まる。晴れていれば潮干狩りに子どもの歓声が上がるシーズン。彩る季節。動く季節。わが輩は部屋にこもってコーヒーを沸かし子規の「松蘿玉液」と坪内稔典の「柿喰ふ子規の俳句作法」を読む。子規は俊敏辛辣の批評家。20代の名筆に唸る。「古杉の間に光る若葉かな」。稔典はユーモアの現代俳人。「ジューンドロップ」という柿の話に頷き「五月来て困ってしまう甘納豆」の読解に困ってしまう。

 You Tubeで、柳家小三治の「うどん屋」と三遊亭究斗の人情落語「子別れ」を聴く。小三治師は中国広州へ俳句会で旅した時の挿話をまくらにした噺。なんともいえぬおかしみを醸し出す噺家。「鶯のかたちに残るあおきな粉」。出窓にミニ鯉のぼりを立てる。こどもの日。夕方、南千里へ発泡酒、卵、パンと牛乳、果物などを買いに走る。昼はとろろのざるそば。
               青葉濃くなりゆく小径雨薄く 龍尾               
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コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmさんありがとうございます。褒められるの嬉しいですが修行者には毀誉褒貶で願います。
fm
「青葉濃くなりゆく小径雨薄く」

今の季節を表して良い句だと思いますが。
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