ビンカの全滅した土はきのうショベルで起こした。移植ゴテを入れるとさらに木の根屑がでた。取り除く。土をさらさらにして土壌改良材と肥料を混ぜる。ペンタスを入れたケースの下にはダンゴムシがたかっている。若苗16コを植え付けダンゴムシ駆除の薬剤をばらまく。うまく育ってくれればいいが。「暑さでお花も大変ですね」。みなさん花壇の弱っている姿にも同情してくれてはるんや。憐みの花壇から生きる元気を発信する花壇へ。がんばろう。
きのう韓国併合条約100年のことを書いたが、たまたま読んでいた水川隆夫著「夏目漱石と戦争」に当時の漱石の手紙や日記が紹介されていて目にとまった。1908年7月19日付け小宮豊隆にあてた手紙はー。「朝鮮の玉様が譲位になった。日本から云へばこんな目出度事はない。もっと強硬にやってもい丶所である。然し朝鮮の王様は非常に気の毒なものだ。世の中に朝鮮の王様に同情してゐるものは僕ばかりだろう。あれで朝鮮が滅亡する端緒を開いては祖先へ申し訳がない。実に気の毒だ」。1909年4月26日付けの日記。韓国観光団百余名が日本のビール会社を見学し「驚き」「肝を潰し」たという新聞記事を見てー。「韓国観光団百余名来る。諸新聞の記事皆軽侮の色あり。自分等が外国人に軽侮せらる丶事は棚へ上げると見えたり」。漱石は、韓国に同情を寄せていた。ぼくは小さな花壇の花に同情。
玉の汗絞りペンタス植える指 愚句
水求む烏哀れむ媼あり 同
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ノーやん
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